距離感・・・

9月の個人レッスン・スケジュールです。
遅くなってすみません。

9月スケジュール
第一週  1日(水) ツꀀツꀀ 2日(木)
第二週  7日(火)   8日(水)ツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀ 9日(木)
第三週 14日(火) 15日(水) 16日(木)
第四週 21日(火) 22日(水) 23日(木)
第五週 28日(火)ツꀀツꀀ 29日(水) 30日(木)

距離感には、目に見える「体の距離」と
目に見えない「心の距離」があると思います。

どちらも大切な「距離」ですが
私は「心の距離」が、子供の成長にとって
大きな大きな意味があると考えています。

親・子
先生・生徒
上司・部下
先輩・後輩
友人・知人
指導者・選手

その距離感には正解はなく、状況や空気によって変化があるので
人間同士の「付き合い方」はとても難しく、繊細な部分です。

上下関係に厳しい日本社会では
多少の馴れ馴れしさは必要ですが
近すぎて度を越えてしまうと不快感を感じてしまいます。

また遠すぎても、「心の距離」は一向に近づかないので
コミュニケーション能力は高まりません。

「空気が読めない」
「目配り気配りできない」
と「距離感」は大きく関連していると思います。

そのために日本では「礼儀」を重んじ
「感謝」の心を重んじる教育をしています。
ただこれだけでは「距離感」は遠いままです。

「楽しむ」

同じ時間を共有し、お互い楽しむことができると
そこに「信頼」という心が生まれてきます。

少年野球の現状を考えると「信頼」という文字が欠けています。
大人だって理不尽なことを言われ続けたら
その人を「信頼」はできないのと同じで
子供の世界でもまったく同じことが言えるでしょう!

監督は偉くありません。
コーチだって偉くありません。

怒鳴ったところで・・・
威張ったところで・・・

子供たちは頭が良いので、その場を回避するために
「ハイ!」と返事をする術を身につけています。

その術を教えたのは大人です!

皆さんのチームでは
大人と子供の距離感はいかがでしょうか?
家庭での親子の距離はいかがでしょうか?

厳しさだけではなく
「楽しむこと」によって、適度な距離感が生まれます。

頑張り過ぎず、「楽しむ世界」の扉を、ぜひ開けてみてください♪

6 thoughts on “距離感・・・

  1. 大樹

    佐藤さんへ

    大樹です。

    この間は、ストレッチを教えていただきましてありがとうございました。
    今夜、開脚から両手でささえて立ち上がるのができるようになりました(^O^)/。

    今は、我慢して腰痛を治し、佐藤さんと同じレベルまで体とふくらはぎを柔らかくするよう頑張ります。

    これからもご指導よろしくお願いします。

  2. MFT佐藤

    大樹君へ

    連絡ありがとう!

    中学生の「今」は焦らなくて大丈夫です。
    まずはしっかり治療する時期!
    食事と休養とトレーニングのバランスを考えてください。
    これからも野球を楽しんでください☆

  3. ねね

    先日の少年野球での出来事です。
    指導者が「今度からバッティングでフライを上げたら、グランド3周」「何か言いたいことあるものいるか?」「いないければわかった?」という問いに対して

    子供たちは「ハイ」と答える。

    なぜフライはだめなんだろう、ゴロでないとだめなんだろう、なぜグランド3周なんだろうと感じている子供がいるはずですが、結局は「ハイ」と答えている。

    「フライを打つことがそんなにだめでしょうか?」
    小さいうちは強くバットを振ることのほうが大切で、フライは結果に過ぎないと思います。

    何か違うように感じます。

    子供たちの可能性を奪う行為なのでどうにかしなくてはと思います。

  4. MFT佐藤

    ねねさん

    ホームランも禁止でしょうか?
    ホームランもフライの延長ですが・・・(^^;)

    戦略としてゴロを転がして相手のエラーを誘う・・・
    残念ですが少年野球では一般的な考え方のようです。

    であれば、指導者の方は子供たちに将来の目標を
    「プロ野球選手」と言わせない方が良いと思います。

    親も同じです。自分の子供を「将来・・・」なんて考えを持ちながら
    ゴロを転がして相手のミスを誘って喜んでいるようであれば
    「将来は・・・」諦めて堅実な考えのもと、教育された方がベストです。

    私たちの狙いは「今すぐ」ではなく、少し先です。
    子供達の最大の力を発揮させる事がベストだと考えています。

    あえて今勝つためにだけを考えて
    可能性を奪ってしまうのは無責任です。

    仮に、とてつもない走力があったとしても
    私はフルスイングをさせて「遠くに飛ばす」ことを先に教えます。

    逆にゴロ禁止令を出しています!

  5. 野球好き

    毎回、勉強になります。
    スイングの事は、ゴルフを参考に教えています。

    ベースの上で強くふる。形はどうであれ、強く振らせてます。短くもったり、長くもったり、短いバット、長いバット。スタンスも、このサイトを参考に、時にスタンス無しで振らせてます。

    でも……

    そんなの試合じゃ意味ないって言われて……。
    確かにって思う部分もありますが、感覚ができるだけ変わる練習心掛けてます。

    なにがいい練習なんですか?

  6. 猪木

    子供たちの感覚には、驚かされます。

    それは『気持ち』の部分でです。

    『空気が読めない』『目配り・気配りができない』大人をちゃんと見ています。

    佐藤さんも以前にお話ししていましたが、子供って、本当に見ていますね。
    最近、チームの中で、そのようなことを感じる出来事がありました。

    同じ楽しい時間を共有したり、今までできなかったことが出来るようになった時
    本当に子供の目線まで下がってきて指導出来る方を、子供たちも知っていますね。

    監督やコーチはお殿様ではないですもんね?(>_<)

    追伸・・・幸いにもうちのチームは怒鳴る監督さんでもなく、
    お殿様でもありません(^u^)
         

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