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「野球」は、私たちにたくさんの「感動」を与えてくれます。
では、その逆に・・・
私たちは、「野球」に「感謝」を忘れていませんか?
ここで言う「感動」とは「結果(勝敗)」ではありません。
子供たちが、成功や失敗に関係なく、励まし助け合う姿に感動します!
子供たちが、ボールに一生懸命向かって行く姿に感動します!
子供たちの、成長に感動します!
そこに、大人たちの不平不満や怒鳴り声は必要ありません。
感動を得ようとして、結果だけを求め、そこに執着してしまうから
イライラして怒鳴ってしまうのではないでしょうか?
野球に感謝すること
今ある環境に感謝すること
そして子供たちに感謝すること
それを知っていれば、どう考えても
プレーの失敗に対しては怒鳴れません!
最近の医学でも「怒鳴る」ことによるマイナス面を指摘しています。
怒鳴られると、人間の体は緊張し、毛細血管が収縮し
筋肉の末端に血液が通わなくなるそうです。
その結果、筋肉が動かなくなり普段どおりの力が発揮できない!
このように医学的にも解明されています。
ましてや相手は子供です。
子供たちをリラックスさせたり、力を引き出す役目のある指導者が
力を発揮させないようにする行為は如何なものでしょうか?
私たちの経験した昭和の野球も良い点はたくさんあります。
ただし、その全ては通用しません。
昔、水を飲む事が禁止されていた時代・・・
今は真逆に、充分な水分補給が当たり前の時代・・・
この点だけを考えても大きく変わっています。
技術も大きく変わりました。
そして指導方法も大きく変わりました。
時は進み、すでに昭和ではなくなりました。
平成になって、もう22年です!
昭和と同じ野球を子供たちに求めるのは・・・(^^;)
久しぶりのコメントになります。
少年野球がなぜ社会に存在し、少年野球を通じどのように社会貢献できるか?
そのようなことを考えたときに、少年野球の目的はプロ野球選手の予備軍を社会に送り出すことではなく、怪我や病気になりづらい健康な体、道徳心などを持ち健全な考え方のできる心を持った子供達を社会に送り出すことだと思います。
目的をどこに向けるかで手段は変わってきますから難しいですよね。
私は野球に育てていただいたので「青少年の健全育成」が目的です。
おそらく「そんな面倒な事ではなく、野球が好きだからやってるだけだ!」
と、考える人も多いと思います。
子供がどんな経験をするかで大きく人生が左右します。
経験することの素晴らしさの反面、怖さも知っているので
子供たちの心を痛めつける行為には、目をつぶることができません。
せめて子供たちが野球が嫌いになるような行為だけはしない・・・
それだけでも少年野球界は変わるかもしれません。