仲間内での食事会の席で、サッカーの話題になりました。
Jリーグの関係者がこんなことを言っていたそうです。
「子供の時から、ボールをつないでつないでゴールを目指す
サッカーを教えている。一人でドリブルをして
相手を抜いてゴールをするスタイルではない。
その育成方法こそが、絶対的な点を取れるストライカーが
日本では育たない原因だ!」
この話を聞いて「なるほど~」と唸ってしまいました。
野球のバッティングに置き換えて考えてみると
「バットを強く振ること」
「遠くに飛ばすこと」
フライを上げて凡打すると子供たちを叱り
ゴロを打たせて相手のミスを誘う指導方法は
子供たちの持っている能力を引き出せないという考えと
何か共通しているなぁ~と思いました。
やはり小さくまとまるのではなく
大きく大きく育てるべきだと改めて感じました。
どうしてそんなに早い時期からコンパクトという言葉を利用して
小さく育てようとするのでしょうか?
大きなスイングで力強い空振りをしたら
「ナイススイング」と褒めるべきです。
スポーツでも仕事でも若いうちは失敗してもいいから
大きい動きをすべきだと思います。
仕事に例えるならば最初から仕事をこなせるヤツはいません。
何度も失敗を重ねて学習し結果が出るものだと思います。
大人がよく解ってるはずじぁないですか\(^o^)/
michiroさん
子供は「失敗しても許される」という特権を持っています。
私たち大人でさえ失敗の連続です。
大人が大きな心で、子供たちの器を大きくしてあげることが大切です。
そのためにも「イライラ」は禁物です。
「イライラ」した時点で、大人も子供も自分を磨く力は半減し
自分を守ることに力を注いでしまいます。
失敗するのが当たり前であって
失敗しない人は誰一人いないはずです。