役割りとは言え・・・(^^;)

レッスンに来てくれる子ども達・・・
そのほとんどが、「怒鳴られてばっかり」と答える。

そしてお決まりのように、朝から晩まで練習している。
そして「ゴロを打て」と言われ、「遠投しろ」と言われる。

今までの私は、そのセリフを聞くたびに「無茶苦茶」と感じていたが
最近は、「当たり前」と感じ、驚くことはなくなった。

でも、なぜそんなに怒鳴らなくてはいけないのか?

今日、レッスンに初めて来てくれた子も、怒鳴られているそうだ。
キャッチボールを観察すると、ボールの握りはツーシーム!

ボールの握りは、教えてもらったことはないそうだ。

「しっかり投げろ!」と怒鳴る前に、
やること、教えることはあると思う。

怒鳴る人の多くは、「教える策」がないように思えてならない。

怒鳴られている子ども達は、私に会いに来てくれるのだが
怒鳴っている指導者は、私に会いに来てくれない。

ぜひ、お会いしてみたい。
そしてじっくりと、話を聞いてみたい。

3 thoughts on “役割りとは言え・・・(^^;)

  1. 夢太郎

    お久しぶりです。

    おもわず 笑ってしまいました。

    怒鳴っている指導者は佐藤さんに会いに来てくれませんか!
    もしかしたら怒鳴られると思っているんじゃありませんか(笑)

    もし会いに来てくれたら、怒鳴られながら自分が思い通り動いたり
    的確な判断が出来るか体験してもらいたいですね。
    その時は声をかけてください。
    メガホンもって行きますので、一緒に…「ゴロ打て」
    「何やってんだー」「バカヤロー」やってみますか!
    おそらくどんなに人生経験豊富な大人でも
    自分の最高のパフォーマンスを出すことは出来ないと思います。

    ましてや相手は子どもです。
    勇気を持って思い切りプレーが出来るよう励ましてあげるのが大人の役目のはず。
    子ども達は、怒鳴られて何も言わないからと言って何も感じて無いわけではありません。
    自信を無くし深く傷ついています。

    怒鳴る事で、悪いのは指導力不足の自分では無く、
    出来ない子ども達だと責任を転嫁している偽指導者達が
    一日も早く子どもの前から消え去る事を祈っています。

  2. 智悠父

    佐藤さん

    お元気でしょうか?

    毎回毎回、佐藤さんのコメント、皆さんのコメントを参考に
    させていただいておりますが、今回のテーマにおいては、
    私の子供のチームも同様です。

    先日、ノックの時、左中間を破る打球に対して、ライトを守る
    うちの子が、「ライトはどうすれば良いですか?」と練習中、
    質問をしたところ、「えっ、応援してろ!」と言われてました。
    フォーメーションプレーの質問に、このような回答です。

    佐藤さんの本文にも記されているように、そのコーチは「教える策」
    がないと再認識しました。

    そのようなコーチの口癖は、
    「貴方ほど野球経験がないから、教えるのに自信がない…」
    とおっしゃります。

    だったら、どうして怒鳴るの?と問いかけた事もあります。
    当然、支離滅裂な回答が返ってきます。

    私としては納得がいかないので、今年数回、無茶をしました。

    試合中、エラーをした子、ストライクが入らず苦しんでいる子、
    「何やってんだよ!動きが悪い!腕が振れていない!」
    「何ビビってんだよ!」
    等の罵声に対して、私は試合中でありましたが、子供達に、

    「ベンチ見ないで、伸び伸びやりなさい!」
    「大人の声なんか気にしない!気にしない!」
    「xx君、笑顔、笑顔!!」

    当然、ベンチで罵声を発している大人からは気嫌いされます。
    お陰で最近の私の役割りは、ベンチスタッフではなく、審判ばかり
    です^^;。

    私も少年野球の世界を見始めて2年弱、良いチームも散見されて
    全て悪いわけじゃないと明るい未来に希望を持っている一人です。

    でも、怒鳴りすぎるチームが多いですね…

  3. MFT佐藤

    夢太郎さん
    智悠父さん

    いつもありがとうございます。
    もし怒鳴ることが本当に指導方法として合っているなら
    「怒鳴り方講習会」があってもおかしくありません。

    もし、怒鳴っている指導者に対して
    テレビ局が取材に入ったら
    急におとなしくなり、優しく指導する人がほとんどでしょう。

    カメラが回っていようが、誰が見ていようが
    指導スタイルが変わらない人が本物です。

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