野球は、一人の力ではどうしようも出来ない競技。
だからこそ、攻撃であるならば
「次につなげる」姿勢が、チームの「和」を生み
勝利へと導く、最善の攻撃スタイルではないでしょうか?
守備であれば
投げる側は「相手の捕りやすい場所」に送球することを心掛け
受ける側は「どんな送球でも捕ってやる」という心構えが
心と心を「つなげる野球」だと思います。
プレーヤーはこの姿勢を大切にしてください。
では、指導者の「つなげる」とは?
小学生を、高校生と同じような過酷な現状に追い込み
目先の勝利を目指し、猛練習しているチームがあるそうです。
「全国大会」を目指すのは素晴らしいこと!
しかし、その代償があまりにも大き過ぎます。
「故障」
壊れたら、選手のせいで「気合いが足りない」
「所詮、その程度の選手」とか
何とも無責任な、そして愛のない発言が
指導者の口から飛び出しているそうです。
小学生を預かる指導者が、一番に目指すことは
中学生でも野球を続けることであり
「次につなげる」
「次のステージに送り出す」
ここが最大のテーマであるべきだと、私は考えます。
長時間の猛練習で、子どもを追い込んで
仮に全国大会に進んだとしても、「今だけ」の喜びで
「次につなげる」という最大のテーマの位置づけが
極めて低いようでは、本末転倒です。
「どうやったら勝つか」ではなく
「どうやったら育つか」
「どうやったら次のステージに、いいバトンを渡せるか」
ここを今一度、小学生を預かる指導者の皆さんには
再確認して欲しいと願ってやみません。
勝つことは、素晴らしいことであり
負けてもいい…と言う事では、決してありません。
「子どもが主役」であるべきです。
「次につなげる」本当に考えさせられました。野球のプレー中だけでなく、親として子どもの次の道、次の人生も考えてあげなければ、と思うのです。そのためにいろんな選択肢や考えを持てるよう、佐藤さんのブログ等を参考にさせていただきます!また、私は母親ですから、心も大きく持てるよう努めたいと思います。
わかさん
願わくば子ども達には、自分で自分の道を切り開いて欲しいと思います。
究極かもしれませんが、親は見守ることしか出来ません。
母の力は偉大です。「自立」に向けて見守ってあげてください。