大人は自分の経験を基に、アドバイスを送ります。
たとえば道具選び・・・
大人が「これがいい」と言い、
ひとつの道具を子どもに差し出します。
子どもは「これでいい!」と言い
道具を購入します。
良い物も悪いものも、自分で触れてみて判断した子どもは
「これがいい!」と言う言葉を使います。
「これでいい」
と
「これがいい」
たった一字ですが、子どもの感性から見ると
大きな「差」のような気がします。
何を食べたい?
の問いに、「これでいい」と「これがいい」も
同じように感じます。
早い段階で口を出せば出すほど
子どもの感性を奪ってしまうことになります。
「見守る大切さ」はこんな場面でも現れます。
良かれと思った言葉や行動が
子どもの感性を奪ってしまう・・・
難しいからこそ、口を出さず
見守る回数を増やしたいですね。
少し耳が痛くなるテーマです…(^^;)
うちの息子も本格的に野球を始める小学4年の時、
グラブ選びは、私がほぼ主導権を持ち、選んだのを
記憶しております。
現在、中学生に上がり本人の意思でグラブ選びしま
したが、同じメーカーを使ってます(^_^)
我が家も”何となく…”ですが、放っておく方が良い!
ように思ってます。
息子自らの判断で行動し、失敗するのも必要な時期
ですし、失敗から学ぶ事が多いですし、感性だけでなく、
自立するきっかけになると思っていますが、ついつい
口出しする事もしばしばあります。大人として親として、
まだ修行が足りないです。
放っておく距離感が大事だな~とここ1年実感しています。
何とも活字には表現し切れませんが、子供の成長が実に
良く見える!にしておきましょうか。
この”放っておく”事で妻と衝突する事もしばしばある我が家
です…(^^;)
智悠父さん
私も同じく自分で書いていて、耳が痛い状況です。
道具を大切にすることや、心と体の「まっすぐ」は
智悠父さんがしっかりお子さんに伝えているので、
羨ましいほど純粋に野球と向き合っていると感じます。
奥さんとの衝突・・・
これは避けては通れませんので、諦めてください(笑)
ぶつかるのはエネルギーを使うので、みなさんご存知の
この言葉を思い出すようにしています(笑)
苦しいこともあるだろう
云い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である