そんなに怒鳴られてばかりいたら
子ども達が野球がつまらなくなるのは当たり前です。
逆の立場で考えれば、すぐに理解できるのですが
大人は大人で
「子ども達のために・・・」
「あいつを何とかしたくて・・・」
そう思っているので、糸が複雑に絡み合っていて
元のように一本の真っ直ぐの糸に戻すことは
簡単ではありません。
「子どもの目線で考える」
ここが理解できる人は
もし自分がバッターボックスに立って
一球一球怒鳴られたり、指示を出されたら
集中できないことと、腹が立つことを想像できるでしょう。
指導者の役目は
子どもが勇気を持ってグランドうに立てるように
送り出してあげることであり
ボール球を振ったり、エラーをした選手に
怒鳴ることが役目ではありません。
この打席!
この一球は、子どものものです。
大人が土足で入って良い聖域ではないはずなのに
驚くような言葉がグランドに響き渡ります。
子ども達が勇気が湧き出るような
プラス思考の言葉が子どもに適した指導と
言えるのではないでしょうか?
いつも初球は見逃せよ!
これは私の子供のチームのコーチ陣の合言葉です。
初球のストライクを見逃さなければならない子供たちは余儀無く、三振ではなく二振でアウトになってるのが現状です。
初球に手を出して、アウトになったときは、なんで手を出したと怒られるのですが、それがヒットの場合はよくやった!と褒めているんです。それだったら初球から打たせてあげれば?といつも感じています。
きっと、天才が生まれるチームと生まれないチームって、指導者の考え方で決まってるような気がします。
先週、市主催の勤労者ソフトボール大会にチームのお父さん達と初参加しました。
市内から多くのチームが集まり大変な盛り上がりの中試合に臨みましたが、結果は7対9で昨年の優勝チームに惜しくも敗退となりました。
その打ち上げの席でのお父さん達の会話が、「いやー今日は緊張した」「思うように普段の動きができなかった」などの声が多く聞こえました。
私も、久しぶりのバッターボックスで思わずドキドキ、とても緊張しました・・・(汗)
もしあの時、見逃したストライクを誰かに怒鳴られていたら!難しい球を打ってアウトになった時それを責められていたら!
勇気を持って次の打席には立てなかったと思います。
守備でも思わずジャンピングスローをしてしまったのですが、勝手に体が反応したプレーなので理由も理屈もありませんが、それをもし「何やってんだー」とか「何を派手な事してるんだー」とか言われたら・・・それが50才のおっさんであろうと、子どもであろうと、やはり傷つきます。
私だったら次に同じような状況になった時に体が動かなくなると思います。
今回は皆さんの協力で、それはそれは楽しい一時を過ごすことができましたが、もしあれが誰かに怒鳴られながらの試合だったと考えると、もう二度とやりたくありません。
私達大人の役目は、子ども達のミスや失敗を責めたり勝った負けたと一喜一憂することではなく、その経験を次に活かし自分で考えてまたチャレンジ出来る環境を作ることだと思います。
その環境さえあれば後は子ども達が自分達の力でしっかりと人として成長して行ってくれます。
子どもの成長過程では時に大人が邪魔なことが良くありますね!
私も子ども達の「この一球」を邪魔しないように気を付けて行きたいと思います。
かいとぱぱさん
指導者の作った環境によって
子ども達の持っている力を120%引き出せる
可能性はあるかと思います。
天才となると・・・
逆にどんな環境にも左右されない人が
天才のような気がします。
どんなに環境が素晴らしくても
全ての人間を一流の野球選手に育てることはできません。
ただ、野球を通じて今後の人生の教科書になるような
メッセージを伝えることがベストだと考えています。
とてもとても難しいことですが
私達大人が気をつけなければいけないのは
子どもが育とうとしているのに、言葉によって
それを邪魔しないことだと思います。
埼玉・高橋さん
素晴らしい体験でしたね。
「かいとぱぱ」さんに返信を書いたあとに
高橋さんのコメントを見て笑ってしまいました。
邪魔・・・(笑)
パクったようですみません。
私も気をつけます♪
お邪魔しました~♪゜・*:.。. .。.:*・♪