私の野球人生は失敗ばかり(^^;)
特別誇れるものはありません。
ただ、「私と同じ失敗を繰り返してほしくない!」
その思いは強いものがあります!
その失敗経験を元に、スクールや野球教室を通じて
子供達に「野球の素晴らしさ」や「奥の深さを」伝えればと考えます。
実は「教える身」でありながら
子供達に多くの事を「教わる身」でもあります(^^;)
スクールや全国で知り合う子供達に
私は怒鳴る事はできません!
叱る事は良くあります。
しかし、それは人間的な部分が中心です!
試合中に怒鳴ってばかりいる指導者は
「子供達に教わっている事」に気がついていない人達です!
全くその通りだと思います。
私も子供達の野球に関わっていますが、子供達の動き一つ一つには「何か」メッセージがある事によく気付かされます。
私が子供達の野球に携わり始めた頃は、「メッセージ」に興味も無く、当然気付く事もありませんでした。
しかし、子供達の「目線」で物事を見始めたら、いろんな事に気付かされ、子供たちとコミュニケーションが取れるようになり、そして子供達の言葉から「大人」「親」としての自覚が芽生えた事を覚えております。
「やるべき事」「やるべきでない事」等をお互いの会話で確認する作業は簡単ではありません。特に「大人」「親」「指導者」が、ある種の「殻:間違ったプライド」を打ち破らない限り、行えません。子供たちより人生経験が長いのですから、「知ってて当たり前」「出来て当たり前」そしてそれが「上」から見下した「態度」に出てしまうのが今の流れかもしれません。「子供達」の成長を願うのであれば、我々「大人」が成長をし続けなければなりません。成長し続けるためには「子供達」の存在は欠かせません。「子供達」から様々な事を「気付き」「学び」そして、それを肥やしにして我々「大人」は成長し、成長した「大人」は「子供達」に伝えて行かなくてはなりません。物事は「循環」して成り立つものです。「大人、指導者」と「子供達」もお互いの「経験、知識、思い等」を「循環」させる事で、相乗効果が生まれ、お互いが成長し続けると思います。
「子供達の目線で・・・」
とても大切な事だと私も思います。
傲慢な態度で子供達と接し
「ハイッ!」
と返事をさせて優越感に浸っている大人が
残念ですが現実にいますからね。