「どこを守りたい?」
そんな質問を子どもたちにしてみると
ある子どもは、こう答えました。
子:『今はサードを守っています。
でも本当はショートをやりたいです。』
私:「練習でいろんなポジションをやればいいのに?」
子:『そんなことをしたら怒られます。
ポジションは監督が決めます。』
私:「なるほど・・・」
選択肢はいくつもあると思いますが
子どもが守りたいポジションを守らせることは
とても大切なことではないでしょうか?
チーム事情
ポジションを固定したほうが
試合での勝利の確立があがるそうですが
その考えは、本当に子どものためでしょうか?
特に小・中学生の時期は
多くのポジションを経験することで
そのポジションの面白さや大変さを知ることであったり
一人の選手の酷使を防ぎ、障害予防につながるとも考えます。
1つのポジションを極める大切さも否定しませんが
「この先」一人の子どもの適性や可能性を見抜くことは
そう簡単な事ではありません。
ポジションを固定せずに
小中学生時代を過ごすべきと考えます。
試合がチーム事情で不可能であれば
練習でも構わないと思います。
そのことが子どもの可能性を広げ
あわよくば将来指導者になった時に
生きてくるかもしれません。