今日は社会人チームによる都市対抗野球を観戦に
東京ドームに足を運んできました。
さすがに地方大会を勝ち抜いてきた精鋭だけあって
野球が洗練されています。
残念ながら平日なので子供たちの姿はありませんでした。
週末に時間を作って、関東周辺の方々は
ぜひ子供たちと一緒に観戦してください。
走塁や守備のカバーリング、バックアップの「意識」は
見る価値があります。
アマチュア野球の良いところは
常に全力プレーで「チーム一丸となって」戦うことです。
平日は午前中が勤務で、午後から練習が
一般的な企業チームのスタイルだと思います。
私も社会人野球出身ですが
「野球をさせていただいていると言う、感謝の気持ちを忘れるな!」
と良く指導されました☆
最近のチーム減少傾向が気になります。
どこの企業も「経費削減=野球部休部」の考えは
企業のトップは考えているでしょう!
しかし、野球界における社会人野球の位置づけは、とても重要です。
社会人野球出身のプロ野球選手は少なくありません。
その門が狭まるのは解せません(^^;)
オリンピックは「プロ選手中心」に変更されました。
しかしオリンピックのプレースタイルは「全力プレー」です。
ペナントレースを戦っているプロ選手が
このプレースタイルで一年間戦ったら体が壊れます。
しかし短期決戦のオリンピックの舞台は
アマチュア選手が戦っているプレースタイルと感じました(^^;)
もちろん技術的にはプロ選手のほうが優れています。
「日の丸の重圧」に負けるようなメンバーではありません!
しかしプロ選手は、プレースタイルの違いから「戦いにくさ」と
「球場の雰囲気」に違和感があるのでは?
今回のオリンピックの敗戦は関係なく
以前から思っていたことです。
野球界発展のためにも
オリンピックはアマチュア!
WBCはプロ!
しかし・・・
次回のオリンピックから野球競技が無くなるとは・・・(^^;)
ソフトボールもそうですが
特に日本は、どちらも盛んな競技なので
子供たちのためにも「復活」を切望します!
あるブログより面白い言葉を見つけました。
「明珠在掌」
(みょうじゅたなごころにあり)
禅の言葉です。
禅の考えで意訳すると、
「あなたはすでに充分に幸せですよ」
という意味だそうです。スポ少に携わっていると自分を含め、子供に過大な期待、要求をしがちです、それが結果的には色んなもん代々を引き寄せているような気がします。
五体満足で元気に練習に行き、気持ち良い汗を流し、腹が減ったらおいしいご飯を沢山食べる、こんなごく当たり前の事に我々保護者が本当に気がついたなら、「少年野球は子供の物」だと気づくのかなと思いました。
本当にそう思います。
「子供のもの」なのに・・・(^^;)
口ではそう言うものの行動が伴いません。
いつのまにか大人が主役になってしまっています。
この週末も嫌な光景がたくさんありました。
原点を見失ってしまっています。
それを「一生懸命やっていて何が悪いの?」
と言います。
この部類の人たちは、子供に結果が出なかったり
友達が有名校に進学したり
あるいはレギュラーになれなかったり・・・
その時に初めて気がつくのですが
「時すでに遅し」です。
その恨みや憎さを他人のせいにして生きていきます。
野球との向き合い方はそうであってほしくありません。