埼玉スクールの子供達にアンケートを取りました。
質問内容は
「お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃんが
練習や試合を毎日見に来て欲しい人?」
「・・・・・」
一人だけ手を挙げました!
「じゃあ、来て欲しくない人?」
結果はその他全員手を挙げました。
「まぁ、たまになら来てもいいかなぁ~って思う人?」
それでも3割くらいの子供達しか手を挙げませんでした。
「来て欲しくない人は、なぜ来て欲しくないの?」
答えは・・・
「うるさい」
「文句ばっかり言われる」
「説教される」
「集中できない」
それを聞いていた父兄の皆さんは、全身から力が抜けていました(笑)
細心の注意を払って、楽しい空気を作ってから聞いたので
自宅に戻って説教された子供はいないでしょう(笑)
親は子供の為にと思って声を掛けているのに
その対象の子供達の本心は・・・(^^;)
「それも子供の成長には必要」と思う自分もいますが
「子供の本心を聞いてショックを受けた自分」も存在します。
「子供の心を掴むこと」
「信頼関係を築くこと」
これは至難の業ですね。
あー頭が痛くなってきました(^^;)
あくまで埼玉のスクール生の話ですが
「さぁ、明日も頑張るぞ!」と言って帰ったお父さんの背中が
何だかとても小さく、哀愁が漂って見えました(笑)
キャンプ以来、ご無沙汰しております。
今回のお話「ドキッ」としました。私のこと?と、思いました。私は少年野球のチームには入っていませんでしたので中学、高校の時は親に見に来てもらったり手伝いに来てもらったことは高校の最後の夏の大会以外記憶にありません。来てほしいとか来なくていいとか考えた事がありませんでした。とにかく自分が野球が好きで出来ればよいとしか考えてなかったような気がします。親もほとんど口出ししなかったように記憶してます。それなのにわたしは・・・!佐藤コーチがご承知のように子供以上に熱く関わっている自分がいます。
子供はどうなんだろう?父の今の姿をどう見て、どう感じているのだろうか?ついつい文句、説教してしまう自分に反省。子供に怖くて聞けません。自分では聞けないので家内に頼んで聞いてもらいます。
カワシタさん
ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。
立場上、たとえば監督・コーチを引き受ければ、当然親子で同じチームのユニフォームを着なければなりません。
関わるのは当然です。カワシタさんも同じです。
またその立場に立たなくてはならない人材であることを私は知っています。
子供の本質を理解しようとして指導する人と、そうではない人は明らかに違うと思います。
子供にもすぐにばれてしまいます。
息子さんの姿を見る限り間違った関わり方はしていませんよ(笑)
なぜなら、こうして自分自身を反省する事ができるからです。
子供の多くは、あまり親に「見られたくない」のです。
それを親がただ知らないだけです。
その事を理解した上で指導に関われば
その事が良い指導・良い関わり方に繋がると思います。
こんにちは。
わが身を振り返り、とてーも耳の痛い話ですが、
自分が子供の頃を思えばすごく自然な子供達の答えだと思います。
だって、小学校~中学って、反抗期突入間近ですしね。
親に干渉されない世界がほしいのは当たり前。
こちらへ来る前に在籍していたチームのコーチが、試合中激高してしまったある父親に、
「未熟な面は、僕達が責任もって指導します。
ご両親は子供がご家庭でゆっくり休んだり、楽しくプレーできるよう見守ってください」
とおっしゃってました。
こんな指導者がいるチームだったから、
安心して子供を任せられていたのですが…
親がチーム運営・指導に関わるのがあたり前のチームでは、
同じように考える人はいても、大っぴらに口に出すのは難しいです。
だって、子供が頑張る姿を親が観にくるのは当たり前、
子供だって喜ぶはずだと信じて疑わない人もいますからね…
最近は、スポ少にとどまらず、中学校の部活動までこの現象は続いたりするんですね。
先生方のご苦労を思うと、送迎など親のバックアップはもちろん必要ですが、
我が家の中二の子供も、中学生になっても、丸一日親が一緒に行動されるのは、、
部活内での人間関係でも、プレーでも全然息が抜けないと言っていました。
子供達同士で、技術を競い合ったり、時にはぶつかりあったりして
お互い成長していける環境を一番駄目にしているのは、
他でもない一番身近な親なのかもしれませんね。
野球少年の母さま
コメントありがとうございます。
十人十色の考え方があると思いますが
親自身も「謙虚」であった方が良いと私は思います。
親の立場からの考え・・・
子供の立場からの考え・・・
一方の立場から主張や強調するだけでなく
親子でのコミュニケーションをしっかり取った上で
調和という作業を進めていけば良いのではないでしょうか?
親が一歩的に「やれ!」とか「行け!」はよく言われるように
「やらされて」しまっているので心の問題が発生する傾向があります。
親子の関係であっても「個」と「個」だと考えています。
そう考えて準備していないと、せっかく子供が羽ばたこうとしている自立の時期を
親が見逃してしまいます。
少年野球の世界では親(母)が子を応援するのではなく
親が子を異性と錯覚している人も少なくありません。
もちろんそうでない方のほうが多いのですが
身近で思い当たる節のある人を知っているでしょう!
やはり「距離感」です。