あるチームの練習で・・・
ブルペンでのピッチング練習!
1球目!
「ナイスボール!」
低目に伸びのある球が来ています。
2球目、3球目も「ナイスボール!」
なかなか綺麗なフォームで質の良い球筋です。
そして4球目!
低めにワンバウンド!
その途端に、今まで何も言わなかった指導者が
フォームの事やら肘の使い方を指導し始めました。
5球目、6球目とフォームが崩れ始めて
ボールが抜け始めました。
それ以降、3球目までの低めのコントロールが嘘のように
なくなってしまいました。
「たまたま?」
私が感じたのは4球目に「黙って」いれば良かったのになぁー^^;)
1~3球目までのボールに対して
「褒めて」あげればいいのになぁー^^;)
そう感じました。
心のコントロールの大切さを目の当たりに見た光景でした。
ブログ楽しく見ています。
よくある光景ですね!「褒める」ではなく、悪い結果だけを指摘する光景が少年野球にはよくみかけます。
私も投手をしてますので、少なからず投げてる気持ちは理解できます。
【悪い球投げたくて投げたんじゃない!】
大人がやっても、全てがいい球なんて難しい。それなのに、どうしてなんでしょうね?
気持ちは投げる球にも必ず影響します。
経験がない人や結果しか見ない人がそんな行動をするんだと思います。
少年時代に投げ方をガチガチにされてしまうと、本来個々の持っている体の特性を生かしきれない結果を持ってこの先行ってしまうんですよね!子供の体の個性をちゃんと見れればいいんですけどね!
少年野球では、子供のフォームを見た場合に
それが欠点なのか個性なのか判断ができない場合もあります。
しかし体の使い方を軸を中心に見ていくと、それが正しいのか
間違っているのかが見えてきます。
だから、真っ直ぐに立つ事が最大の技術と私は考えます。
ボールやバットを使った指導ももちろん大切です。
しかし、これは道具の使い方であって体の使い方とは別の物です。
子供が、先で大きく飛躍するためには、道具の使い方を優先するのではなく
体の使い方がのちに大きな土台となります。
「大きくダイナミックに!」は将来のため・・・
「小さくコンパクトに!」は目先の勝利のため・・・
そこに大きな違いがあります。
日本の野球界の特徴は一長一短ありますが
「触りすぎ」
「口を出しすぎ」
いわゆる「教えすぎ」の傾向があるのではないでしょうか?
アメリカの野球がすべて正しいとは思いません。
ただし子供に対する指導方針は、日本人にとって
学ぶべき点が多いのも事実です。