急がば回れ!

文化の違いかどうかわかりませんが
日本では「黙ってみている」と仕事をしていない・・・と思われがちです。
これは少年野球でもプロ野球でも同じ事が言えると思います。

そうすると指導者は触りたがり、治したがります。

調子の良い時にどうやって打っているか!
どうやって投げているか!

悪い時にどこが崩れているのか?

その事をしっかり把握しておかなければなりません。

そして一番大切なことは
選手が頑張れる「環境」「空気」を作る事ではないでしょうか?

どうやって自信をつけさせるか・・・
緊張感を持たせるか・・・
リラックスさせるか・・・

怒ってばかりでも×
褒めてばかりでも×

その「さじ加減」こそ指導者の質の良し悪しです。

子供の体力は、驚くほど強さを感じる時もあり
逆に弱さを感じる時もあります。

子供の心もまったく同じ!

子供達の体と心は、まだまだ「ガラス」状態です。

だから基本動作を教え、この先に「武器」として役に立つように
心構えも含めて、良い習慣を身に付けさせる必要があります。

教えなければいけないし、教え過ぎてもいけない!

そこには1+1=2のような計算は成り立ちません。
だから、子供に対して指導することは誰でも難しいのです。

「責任ある立場」

子供達の体を見てください。
まだまだ細いです。

大人が思うように出来るはずがありません。
体が少しずつ日々成長するように
「ゆっくり、ゆっくり」育てる事が最善の道です。

子供に対してイライラしていませんか?
そのイライラは子供達に伝わっています。

私もその一人・・・(^^;)
反省

2 thoughts on “急がば回れ!

  1. 馬場

    いつも楽しく読ませていただいております。
    時には、うなずき、時には背筋が寒くなりながら、読ませていただいております。
    私も中々待つことが出来なくて、その度に「自分はまだまだ」だと思います
    子供達の成長は速いので我々大人はぼやぼやしていられないと
    子供達に接すれば接するほど感じます
    時には立ち止まり時には戻り時にはダッシュで先に進む
    その全てが子供達の成長なんだと
    側で見ていられたなら、最適のタイミングで言葉をかけてあげられるのでは?
    と考えています。

  2. MFT佐藤

    馬場さん
    いつもありがとうございます。
    これからもたくさん子供達を励ましてあげてください。
    時には鬼のように・・・
    時には天使のように・・・(笑)
    子供達の成長を願っています。

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