昨日の埼玉スクールでの1コマ・・・
小学生のバッティング指導をしていて
私が最も嫌う距離を取らないバッティング!
トップでグリップが耳の所にくっ付いて
「割れ」が出来ません。
体重移動と同時にグリップと体が一緒に前方に流れて行きます。
厄介なのは、この方がバットにボールが当たりやすく
ゴロを打つには良い方法です。
しかし、単に
「三振をしないように・・・」
「相手のエラーを誘う・・・」
など今日の試合を勝つための手段でしかありません。
この打ち方は、高いレベルに上がった時に
苦しむことになります。
私 : 「耳から離したら?」
小学生: 「お父さんから動かすなって言われました」
昨日今日に入ったスクール生ではないので
そこでアドバイスを送る事は止めました。
今までも同じ事を言ってきて、
その子はその場ですぐに修正する能力があります。
しかし・・・
この子は、私とお父さんの間に挟まれて悩んでたかもしれない・・・
そう考えると、私が指導できるはずがありません。
親子の信頼関係を壊す事は私にはできません。
「親・指導者・子供」
この3点が崩れると、指導は成り立たない事を
改めて痛感させられました。
最後に責任を負うのは「子供(自分)」
次に「親」
最後に「指導者」です。
私の責任は「気づかせる事」かもしれませんが
親の責任を上まる事は有り得ません。
学校の先生にすべて丸投げ!
塾に任せっきり!
親の自己責任を考えさせる一日でした。
親は子供にとって一番身近にいる最大の応援者です☆
ブログ見ました。
人事には思えない内容ですね。少年野球の実態では、さまざま指導者や親がいます。特にバッティングに関しては、試合でも目立ちやすい場面だから、余計に指導方法が様々だと感じます。
バットにボールが当たる事で試合が動く野球だから、指導者や親は早く結果を出すために、当てる方法を教えてしまうんだと思います。
バットにボールが当たった事から、次のステップに進むと考えてるんじゃないでしょうか?また、最近の事情では、人数不足もあり、チーム運営も厳しくなっているチームもあります。そんな事情もあり、早めに結果を与えて、野球を好きになってもらおうと思う指導者もいると思います。
スクールでの指導は見ていたり、体感している親や子供には伝わります。
スクールと所属しているチーム、家族の中でバラバラの事を言われる子供は混乱すると思います。スクールの内容は、個人としても育ちますが、団体としてチームの中に入った時に、スクールで得た内容をいい形でチームに反映させられるようなリーダーとして育ついいステージだと感じています。
私も親として、チームの指導者としてスクールで得た知識や方法をチーム内に反映出来るように進めています。
できるだけスクールを見たり、HPの練習方法を取り入れています。
試合に勝つ事で得られる事もありますし、野球を好きになってもらいたい。野球を通して得られる事もたくさんあります。
これからも、目先でなく将来を見据えて、野球に関わっていこうと思います。
「将来を見据えて・・・」
いい言葉ですね☆
教えた事をやるかやらないか?
最終的な判断はその子自身です。
その為に、判断力や自立心を育てる取り組みが必要です。
大人対子供でさえ、
信頼関係やコミュニケーション能力がないと
指導は成り立ちません。