プラスの力☆

野球が「楽しいなぁー」
野球は「おもしろいなぁー」

野球ができて「嬉しいなぁー」
野球をすると「気持ちいいなぁー」

皆さんの周りの子供たちは
こんな心理状態で野球をやっていますか?

「楽しい」
「おもしろい」
「嬉しい」
「気持ちいい」

この4つは、子供の成長における「プラスの力」です。

「好きこそものの上手なれ」

好きな事は知らず知らずのうちに努力します。
だから上達も早いはずです。
特に子供の時は・・・

高校入学時くらいに
「気がついたら努力(練習)する習慣がついていた!」

そうなれば、勝手に良い方向に進んで行くでしょう!

少年野球の育成のポイントは
「どうやったら子供たちが楽しめるか!」

なぜなら、それが子供たちにとってイチバンの近道だからです。

「そんな事じゃプロ野球選手にはなれない」と
否定する方もたくさんいると思います。

子供を精神的にも肉体的にも追い込んで
苦しい練習をガンガンやらせる・・・

「型にはめる」
「筋肉を硬くする」

どんどん遠回りしてください。

「心を育てる」
「好きになる」

そのことの大切さを、大人は身を持って知っています。
野球の魔力に忘れてしまっている人が多いだけです。

野球だけが上手な選手を育てる目標設定であれば
それでも良いかもしれません。

アスリートは「心」と「プレー」が一致しないと
誰しもが不快感を感じます。

ボクシングの亀田兄弟しかり
朝青龍の問題しかり、
バンクーバーオリンピックで国母選手の服装問題しかり
社会は本当に許してくれません。

会った事も話した事もないのにです!

(予断ですが亀田家の長男・興毅選手と次男・大毅選手は
 ビックリするほど礼儀正しい好青年でした)

「応援したくなる選手」

皆さんの近くにも不思議と
「応援したくなる子供」がいませんか?
野球の技術しか見ていないと見えないかもしれません。

私は社会で役に立つ人を育てる事が目標です。
もちろん、その中には「プロ野球選手」も入っていますが
野球選手だけが「プロ」ではありません。

その目標を達成するための準備段階として
子供たちが「楽しむ」ことが絶対条件です。

まずは私たち大人が「楽しむ」ことを知らないと
子供たちに「楽しむ」ことは伝えられません。

私のしかめっ面も何とかしないと・・・(^^;)

少年野球は楽しいスポーツです!
ただし・・・
「楽しむ」と「ふざける」は全く別のものです。

2 thoughts on “プラスの力☆

  1. 黄金魂

    一部の少年野球の指導者は何が目的で指導しているのか疑問に思います。
    自分? 自分の子供? チームの子供達の為?
    私が見る限り、自分の為にやっている様にしか見えません。
    自分の思う通りを子供達に押しつけて、出来る子だけ指導し
    出来ない子は知らんぷり。
    あげく出来ない子供に対して、何故言った事が出来ないと・・・
    そんな事言われた子供が野球を楽しく出来る訳ありません。
    子供は皆夢を持って野球を始めました。
    その夢を小学生や中学生の時に壊さない様にして下さい。
    一人でも多くの子供達が将来野球をやっていて良かったと思える様に。
    毎回ブログを拝見させて頂き共感しています。
    見れば見るほど「応援したくなるブログ」です。

  2. MFT佐藤

    黄金魂さん
    ありがたいお言葉!
    本当にありがとうございます。
    50前の私でも「認めてもらえること」で
    心が穏やかになり、「よ~し!頑張ろう!」
    そんな気持ちになり勇気が湧いてきます♪
    大人でも嬉しいのですから
    子供であれば、なお更ですね(笑)
    私の講習会で、いちばん最初に確認することは
    「あなた自身が野球に関わる目的は?」
    「あなたのお子さんに野球をやらせる目的は?」
    そこからスタートするのですが
    どうもここからボタンの掛け違いが始まっているようです。

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