熱い応援・・・(^^;)

ツꀀ

「佐藤さんは変わってるよね~」
「普通じゃないよねぇ~」

そう言われます(笑)

性格上、「普通」は面白くありません。
ちょっと変わってるくらいが「楽しい」と思います。

今日も変わってるお話です。

私は、親が度を越えて関わり過ぎるのは好きではありません。
あくまで「度を越えた」場合です。

そこにはいろいろな立場による関わりがあるので
一概にどこからどこまでが「関わり過ぎ」かは図れませんが
それぞれにおいて一定の距離が必要だと思います。

なぜなら親は「応援」と称して「イライラ」します。
それが子供に伝わります。
決して良いことではありません。

「応援とは?」

1. 力を貸して助けること。また、その助け。
2. 競技・試合などで、声援や拍手を送って選手やチームを励ますこと。

皆さんのチームの応援は「イライラ」が募っていませんか?
子供たちに対して「不平不満」を持ちながら試合を観ていませんか?

応援には「助ける」という意味合いがあるのに
足を引っ張っていませんか?

まさしく少年野球界の現状がここにも現れています。
しかし、ほとんどの方が「うちのチームはしっかり出来ている」
そう思っているので、なかなか気がつきません。

私が少年野球を観戦する機会はそう多くはありませんが
試合場に足を運ぶと、まず最初に応援席に目が行きます。
そこでだいたい大人の「色」や「こだわり」が見えてきます。

高校野球で言えば応援する生徒の雰囲気を見て
何となく校風や学力レベルが見えてくるのと同じです(笑)

次に指導者に目が行きます。
ユニホームの着こなし
みだしなみ
声の掛け方
体からみなぎるエネルギー

そこまでで子供たちの「心の中」が見えてきます。
そして子供たちの動きを見ると高い確率で一致します。

では何がその目安になるかと言うと・・・

大人は「イライラ」しているかいないか?
子供は「楽しんで」いるかいないか?

ただこれだけです。

以前、ブログで取り上げましたが
埼玉スクールで子供たちに質問しました。

「親に練習や試合を見に来て欲しい人・・・?」
ほとんど手を挙げません。

「じゃぁ、来て欲しくない人・・・?」
ほとんどの子供が手を挙げました。

来て欲しくない理由は

「うるさい」
「集中できない」
「説教される」・・・でした。

子供にしてみると「ありがた迷惑」なんです。

大人は「指導」とか「応援」と思っていても
子供の立場からすると「説教」とか「観られたくない」と
思っている子供が少なくありません。

「イライラ」すると迷路に入り込み
出口がみつからなくなってしまいます。

正しい応援を目指しませんか?

6 thoughts on “熱い応援・・・(^^;)

  1. 黄金魂

    佐藤さんの言うとおり
    ちょっと変わっているくらいが楽しいですね。
    自分もちょっと所か大変変わっています。

    自分の場合子供たちに不平不満ではなく
    指導者や親たちに不平不満を持っていました。

    子供たちが主役では無く指導者が主役
    その指導者にチラホラする親達
    まるで営業活動の様でした
    一言意見を言うと反感を買い
    親が責められるのでは無く子供が責められました。

    子供に申し訳ない事をしたと反省もしました。
    でも間違ってはいないと思っています。

    子供が主役と誰もが思っていたら
    もっと純粋に応援できるのではないでしょうか

  2. MFT佐藤

    黄金魂さん

    コメントありがとうございます。

    「営業活動」

    まったくその通りですね(笑)
    スポーツの良さを知っていれば、その行為は恥ずかしいことなのに
    その人達にとっては「子供の為、チームの為」と必ず言います。
    そして残念な事に「聞く耳」を持ち合わせていません。
    「何が悪いの?」

    そこに一石を投じると、子供に火の粉が飛ぶ・・・
    何も言わない方が良い・・・
    そんな図式が出来上がっています。

    指導者は「コーヒー!」「お茶!」
    グランドでタバコをプカプカ!
    お決まりのパターンです。

    決してそういったチームだけではなく
    本当に無欲に感謝の気持ちを込めてお茶を入れてくれたり
    コーヒーをいれてくれる親もいます。
    本当に申し訳なく感謝を忘れずに飲み物をいただく指導者の方々います。

    私は面倒くさいので
    「自分のことは自分でやる」のが好きです。

  3. 馬場

    おはようございます。

    このような場面はどこにでもあるのですね?

    私も指導者の一員として、試合中やその他の活動時に思うことがあります。

    「度を越えたかかわりり合い」

    「度を越えた応援」

    まるで、自分が満足するために関ったり、自分が勝ちたいから過度な応援により、我が子に試合中守備位置を指示したり・・・

    ベンチ脇で、バッティングの指導をしたり・・・

    数え上げるときりがありませんが(-_-;)

    全ては「履き違えた一生懸命さが」引き起こす悲劇だと捉えています。

    私は監督として、そのような大人達も認めて、受け入れています。

    私が監督として威風堂々と凛としていれば、なんら問題にすることではないんだと思います。

    監督である私が子供たちのほうを真っ直ぐ見ている、そのことが一番重要で、

    もちろん保護者の方がには感謝を忘れない。

    私も変わっているので、かなりの障害や困難がありました(全ては自分で作り出し自分で勝手に障害や困難だと認識していただけでしたが)

    そこで、いきついたのが、周りに過度に気を使うのではなくて、まずは「子供たち」

    が、楽しめるのにはどうすればいいのか?

    でした。

    監督としてスポ少の中での出来事は「100%責任は自分にある」

    このことを認識してから、かなり変化しています。

    まだまだ、指導者として成長の途中ですが子供たちや、保護者の方々とのかかわりの中で、「人」として、成長をさせてもらっています。

    全国の少年野球の指導者の皆さん、あまり頑張りすぎないで下さい。

    上手くやろうとすると、裏目に出る可能性があります、

    求めると手に入らない可能性があります。

  4. MFT佐藤

    馬場さん

    コメントありがとうございます。

    子供に送る愛情ある厳しいメッセージは
    親にも必ず届くと思います。
    そうすれば親も少しは変わります。

    子供には正直に良いこと悪いことを伝えるべきです。
    そうしないとお互いに楽しめません。

    「親が子に伝える」のは自然の流れですが
    「子が親に伝える」のが一番効果があります。

  5. 猪木・・・です。

    こんばんは。本当に、正しい応援を目指したいですね。

    足を引っ張るような応援・・・へこむ様な声かけ・・・グランド内での声って、意外にも何気ない一言や溜息や笑い声が、雑音で耳に入って来ます。

    へこむ様な声かけや応援をされると、子供だって、大人だって面白くないです。

    以前ブログの中で、『なぜ正論を言うと批判を浴びるのでしょう?』そんな問いかけがあったように思います。火の粉が子供に飛ぶなんてもっての外です!

    指導者に『コーヒー』『お茶』・・・今まで前の父兄たちもやってたから続ける。気持ちをこめて入れてる。でも、いつから、どのチームでもお決まりのパターンになってしまったのでしょうか?試合が終わって、指導陣たちは今日のいいところや反省点を子供たちに伝えたい・・・『コーヒーを入れるのを今年は辞めましょう』と提案した時、色々な意見をいただきました。
    でも、幸いにも、自分のことは自分でやるという姿勢の監督のもと、スポ少活動に携わらせていただいてます。監督はきちんと給水を自分で持参しています。もちろん、入れていただいたコーヒーには感謝の気持ちをもっていただいてます。大人の真っすぐな姿勢は必ず子供に伝わっていると信じています。

    驚くほど、子供達は大人の姿勢を見ていることに気付かせられる今日この頃です。

    多くの子供達が余計なことで悩まされずに、野球を好きでいられる環境づくりに努めたいと思います!このブログに出会えたことで、色々と心がけることができるようになりました。

    ぜひ、リボンをほどいて、宝物を見てみたいと純粋に思いました。

  6. MFT佐藤

    猪木さん

    コメントありがとうございます。
    子供はよ~く見ています!

    「不平不満」ばかり聞いて育つ子は
    「不平不満」ばかり言う子に育つそうです(^^;)

    怖い話です。
    大人の姿勢が問われますね。

    環境を整える事は大切な事です。
    少しでも子供たちがいい空気を吸えるように
    サポートしてあげてください。

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