素早く握る練習1
写真のように、ボールを取ったら素早く握りかえて、両手を左右均等に開く練習をしてみてください。
軽いキャッチボールの最初のときなど、いつでも気楽に実行できますので、普段からおこなって慣れるようにしましょう。
最初は、グラブでは難しいので、軽くトスしてもらい、素手で行って感じをつかんでください。ここに注目
写真のモデルは元読売ジャイアンツの佐藤氏です。1コマ1/15秒で撮影したにもかかわらず、グラブにボールが入った次のコマではすでに、ボールをグラブから出していました。
これがプロの技術なのです。 しかし、気軽にいつでもこの練習はできますので、みなさんも何度も繰り返すことによって、必ず速くなる事ができます。
これがプロの技術なのです。 しかし、気軽にいつでもこの練習はできますので、みなさんも何度も繰り返すことによって、必ず速くなる事ができます。
素手で感覚をつかんだら、写真のように、板状のクッション材(ソフトハンド)を使用した練習をすることによって、自然に速い動きを身につけることができます。
胸に投げることの意味
この練習をするときに、相手の投げるボールが、高すぎたり左右にそれたときには、素早く持ちかえることができないことがわかると思います。
野球をはじめたときから、当たり前のこととして誰もが何度も耳にしてきた「相手の胸に投げる」ということは、実は送球を受ける相手のそのあとの処理の速さに非常に大きな影響を与えるのです。
ほんの一瞬のタイミングで勝敗を分けることがあるのが野球です。
その一瞬に泣かないためにも、普段から、送球する相手の次のプレーまでを思いやって、大切に投げるという気持ちがあるチームは、自然に強くなっていきます。
野球をはじめたときから、当たり前のこととして誰もが何度も耳にしてきた「相手の胸に投げる」ということは、実は送球を受ける相手のそのあとの処理の速さに非常に大きな影響を与えるのです。
ほんの一瞬のタイミングで勝敗を分けることがあるのが野球です。
その一瞬に泣かないためにも、普段から、送球する相手の次のプレーまでを思いやって、大切に投げるという気持ちがあるチームは、自然に強くなっていきます。
左右に振る
写真のように、左右に振ってトスしてもらい、重心を移動させて体の正面で捕球する練習をしてください。上半身と下半身の移動のバランスをつかむことができます。 少し大きく左右にトスして、移動しながら体の正面で取る練習をしてください。このとき、捕った後に、ピタッとその位置で止まれるように、心がけてください。
バランスを保つことができれば、スローイングへの移行もスムーズになり、安定したスローイングができるようになります。
上手に行うコツ
捕球するときに、グラブでボールをつかんでしまうと、素早く持ち替える事はできません。
グラブに当てて、利き手でポンとふたをしながら握る感覚になります。
両手を広げる理由は、実際に送球する時に、グラブを送球する方向へ向けるときの動作に近づけるためです。
グラブに当てて、利き手でポンとふたをしながら握る感覚になります。
両手を広げる理由は、実際に送球する時に、グラブを送球する方向へ向けるときの動作に近づけるためです。