力を抜いても大きく使おう
自然な腕振りの練習方法のページでも少しふれたのですが、腕の力を抜こうとすると、ひじから腕自体が落ちてしまい、前方に力が伝わりにくい投げ方になってしまう選手もいます。
まずは動画をご覧ください。
必要な力まで抜け、ひじから腕全体が下がってしまっている良くない例
右側の悪い例では、腕全体が下がってしまい、軌道も小さくなってしまっています。
一方、左側の良い例は、大きな軌道で、「遠心力」「てこの原理」によって、効率よくボールに力を加えられています。
力を抜こうとすると、必要な力まで抜けてしまう場合がありますが、前に力を伝えようと意識することで、自然に腕の軌道も大きくなっていきます。
一般に「ひじを前に出して」とか「ひじを先に投げろ」と指導するときは、「力の伝わる左側の形」で投げることをイメージされていると思います。
しかし、下の写真をご覧ください。ひじが下がった悪い方の例です。
(※横からの写真を同じ選手で別の日に撮影したことと横映像が鮮明ではないため、わかりやすいようにイラストを並べています。)
※ 正面と横の写真は同じ選手ですが、別の日に撮影
1コマ目2コマ目までは、「力の伝わる」いい形になっていますが、4コマ目ではひじが下がってしまい、リリースの時に「力の伝わらない形」になってしまっています。
「ひじを前に出そう」と意識しすぎると、このような力の伝わらない動きになる選手がたくさんいます。
(※横からの写真を同じ選手で別の日に撮影したことと横映像が鮮明ではないため、わかりやすいようにイラストを並べています。)
※ 正面と横の写真は同じ選手ですが、別の日に撮影
2コマ目で、皆さんがよく言う「しなりのある」形になっていて、そこから大きく腕を使えています。
最初に動画をご覧になった方の中には、良い例の投げ方が「ひじが先行していない」棒のような使い方になっているのでは?と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
良い例の投げ方は、「しなり」も使えて、腕も大きく使えているいい投げ方なのです。
まずは動画をご覧ください。
必要な力まで抜け、ひじから腕全体が下がってしまっている良くない例
前に伝える意識があれば、力を抜いても体を大きく使える
腕の軌道を比較したのが、下の写真です。右側の悪い例では、腕全体が下がってしまい、軌道も小さくなってしまっています。
一方、左側の良い例は、大きな軌道で、「遠心力」「てこの原理」によって、効率よくボールに力を加えられています。
力を抜こうとすると、必要な力まで抜けてしまう場合がありますが、前に力を伝えようと意識することで、自然に腕の軌道も大きくなっていきます。
「ひじを前に出して」という言葉の弊害
力の伝わる形と、伝わらない形、どちらが力のある球を投げられるかわかりますよね。一般に「ひじを前に出して」とか「ひじを先に投げろ」と指導するときは、「力の伝わる左側の形」で投げることをイメージされていると思います。
しかし、下の写真をご覧ください。ひじが下がった悪い方の例です。
(※横からの写真を同じ選手で別の日に撮影したことと横映像が鮮明ではないため、わかりやすいようにイラストを並べています。)
※ 正面と横の写真は同じ選手ですが、別の日に撮影
「ひじを前に出そう」と意識しすぎると、このような力の伝わらない動きになる選手がたくさんいます。
良い例の腕の使い方は?
良い例の腕の動きを見てみましょう。(※横からの写真を同じ選手で別の日に撮影したことと横映像が鮮明ではないため、わかりやすいようにイラストを並べています。)
※ 正面と横の写真は同じ選手ですが、別の日に撮影
最初に動画をご覧になった方の中には、良い例の投げ方が「ひじが先行していない」棒のような使い方になっているのでは?と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
良い例の投げ方は、「しなり」も使えて、腕も大きく使えているいい投げ方なのです。
●参考ページ
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