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子どもの成長のために 〜自ら考える力〜

子どもは楽しいと思えば、とことん打ち込みます。

本当に野球が好きになった子は、もっともっと上手になりたいと思い、何度失敗しても、どうすればいいかを考え続け、何度もチャレンジし続けます。

小学生の間に、心から野球を楽しめるかどうかは、その後の子どもの野球に対する取り組みに大きく影響するようです。

実は、子どもは大人が思うよりもはるかにいろいろなことを考えています。
ただ、大人から見たらそれが間違っていることが多かったり、何も考えずに同じ失敗を繰り返しているように見えてしまうことがあります。

例えば、少しでも早く打球に反応しようと考え、打者が打つ瞬間に集中している選手がいます。
打球の方向をいち早くよんで、普通なら追いつかない打球を一瞬早く反応することでアウトにできたら、子どもは心の底から喜ぶでしょう。

投手の投げるコース、打者の反応、バットの出し方、などを繰り返し集中して見続けることで、ドンドン細かい部分まで観察できるようになっていきます。

野球を好きになり、上達する過程を楽しめるようになれば、自分で考える習慣がつき、考えが深まっていく土台ができます。

プロで活躍する選手の卓越した判断力、観察力は、子どもの頃からの何千回、何万回と繰り返される、失敗と成功、試行錯誤を積み重ねてきた土台の上に成り立っているものです。

それは言葉や理屈では簡単に表現できない非常に深いものです。

でも、経験の浅い子どものプレーですから、時には打球と反対方向に反応してしまい、失敗することもあるでしょう。

そんな子どもに対して、 「なんでお前は逆方向に動くんだ。打球を見てから動けと何度言ったらわかるんだ!」
そんな風に指導者から怒られたら…

せっかく自分で考えて、工夫してプレーしていたのに、怒られないように無難なプレーしかしなくなるでしょう。

試合に勝つためには、子どものミスを未然に防ぐ方が良いでしょうが、子どもの成長のためには、失敗と成功、試行錯誤を重ねることも大切です。

頭ごなしに怒られることによって、子どもは怒られないようにと思考停止をしてしまいます。

もしかしたら、子どもが将来、プロ選手のような深い考えができる域まで伸びていくかもしれない可能性の芽を、大人が摘んでいるかもしれません。

大人は子どもよりも経験が豊富なため、子どもの行動が間違っているとすぐ判断できます。

それゆえに子どもの失敗を頭ごなしに責めてしまいがちです。

でも、子どもの行動の理由を聞いてみると、そんなことを考えていたのかと新たな発見につながることがあります。

もちろん、子どもはまだボキャブラリーが十分ではないですから、こちらが対話をしようとしても、うまく表現できず、何も言葉が返ってこないこともあるでしょう。

自分で考えていることを言葉としてまとめて相手に伝えるということは、子どもにとっては結構難しいことです。

それでもプレーの時にどんなことを考えたのか、普段から会話するよう大人が心がけることで、子どもは漠然とした自分の考えを、相手に説明するために考えるようになり、徐々に自分の考えをまとめて、相手に伝えられるようになっていくでしょう。

単純に結果だけで怒られたり、褒められたりするのではなく、対話を繰り返すことで、子どもからは自分の言葉に耳を傾けてくれるという安心と、大人に対する信頼感が生まれます。

「自ら考えて工夫する力」が伸びれば、例え野球でうまくいかなかったとしても、将来社会人になった時に、どのような分野に進んでも必ず役に立ちます。
また、プロで活躍するためにも、「自ら考えて工夫する力」は非常に大切になります。

子どもの自ら考える力を育むために、時には子どもの考えに耳を傾けることも必要ではないでしょうか?

次は「失敗できる環境が子どもを育てる」のテーマの予定です。
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