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厳しさはいつ伝えるのか?楽しいだけでいいのか?

子どもの間は、「楽しさ」「失敗できる環境」が成長につながるという説明を前ページまでしてきました。

しかし、勝つために努力することも大切だし、楽しいだけでは子どもはだらけてしまって、成長につながらないのでは?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

自己肯定感」という言葉をご存知でしょうか?

自己肯定感が高いとは、あるがままの自分の良い部分も悪い部分も受け入れることができることを意味します。

自己肯定感が高ければ、自分のマイナス面から目をそらさずに、より良い自分になるために前向きな気持ちで努力し続けることができます。

子どもが成長するために、非常に大切なメンタルです。

自己肯定感が高い子なら、少々指導者や親から厳しいことを言われても、頑張れるでしょう。

反対に、自己肯定感が低い子は、所詮自分はダメだとやる気が出なかったり、最初からあきらめてしまったり、自分のできない部分から目を背けてしまいます。

存在を認められているか、認められていないか

「今度の試合頼むぞ、期待しているからな」
普段からこのように、その存在を認める言葉をかけられている選手は、自己肯定感が高くなります。

その逆に、「この下手くそ、お前なんかこのチームにいらない、やめちまえ」と、その存在自体を否定されるような、そんな声をかけられてばかりの選手は、自己肯定感が低くなっていきます。

「ボクはこのチームに必要ないんだ」
「ボクは下手だから、練習頑張っても意味ないんだ」

実は、子どもの時は、みんなの技術がまだそれほど高くないため、身体が大きくなるわずかな成長の差や、野球を早く始めたかどうかのちょっとした経験値の差の方が相対的に大きくなります。

そのため、少年野球では、将来伸びそうなセンスのある子でも、身体が小さくてパワー不足のために、試合に出れないケースが見受けられます。

そうした金の卵の子たちが、指導者の心ない言葉によって野球に自信を無くし、自己肯定感が低くなって、野球を断念するようなことがあれば、それは非常に悲しいことです。

指導者の方は、選手の奮起を促すつもりで、厳しい声掛けをするのでしょうが、まずはその前に、その子の存在を認める言葉をたくさんかけてあげて、自己肯定感を高めてあげることが先決です。

話を聞いてもらえるか、自分で選択できているか

いつも大人から、一方的に命令されていて、自分の考えに聞く耳を持ってもらえない子も、自己肯定感が低くなる傾向があります。

極端な例ですが、引きこもってしまった子たちに多く見られるのは、親が子の様々な選択を全て決めてしまっているケースです。

習い事から、塾通い、進学する学校、はたまた就職先までも…

子どもは、親にとってのいい子になろうと、親に言われるとおりに頑張り続けます。

自分の意志、考えによって何かを選択するという経験が極端に少なくなり、自分の本意を我慢し、親に言われるがまま、親の理想像に近づこうと頑張りすぎ、最後に気持ちが破綻してしまい、引きこもりへとつながってしまうそうです。

一方的に命令したり、考えを押し付けるのではなく、指導者や親から、どんなことを考えてプレーしたのか、など、子どもが自分の考えを聞いてもらえる環境では、自己肯定感が高まっていきやすくなります。

自分の考えが尊重されていると実感できるからです。

自己肯定感が高まることで、逆境にも立ち向かえるたくましさを身につける

まだまだ成長の途中の段階で、厳しく接しすぎて、ひじを痛めるなど、心と体を崩してしまっては元も子もありません。

まずは野球の楽しさを経験し、好きになることが先決で、興味を持ち、もっと上手になりたいという気持ちを育むことが大切です。

無理して、小学生の間に頑張らせすぎると、「頑張ることイコールつらいこと」とインプットされて、何かのきっかけですべてのやる気を失い、バーンアウトしてしまいやすくなります。

野球が楽しくて、もっともっと上達したいと思うことができれば、「頑張ることイコール上達につながる」と考えられるようになり、中学、高校と年齢とともに、練習への取り組み姿勢が変わっていくでしょう。

厳しさを伝えるのは、ある程度年齢がいって、自己肯定感も高まり、自分の考えをしっかり持てるようになってからでも遅くはありません。

「上達したい」という気持ちを子どもの時に育むことができれば、中学、高校と年齢を重ねる内に、練習に取り組む姿勢も真剣になっていくし、厳しい事にも耐えられるようになっていくことでしょう。
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