国際貢献の道 ~ JICA青年海外協力隊 ~
みなさんは青年海外協力隊をご存知でしょうか?
開発途上国の人々のために自分の持っている技術・知識や経験を活かしたいと考える人が、原則として2年間、様々な国、様々な分野で現地の人たちのために、青年海外協力隊としてボランティア活動を行っています。
協力分野は農林水産、加工、保守操作、土木建築、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政の8部門、約120種と多岐にわたっています。
詳しくはJICA青年海外協力隊のサイトをご覧ください。
その中でも、中米のコスタリカという国で野球普及活動を行っている広瀬亮太様から、弊社のサイトの内容を現地の指導者や子供たちのために利用させてもらえないかとのご要望があり、微力ながら協力させていただくことになりました。
下記にその活動の様子を、広瀬亮太様の文章と写真とともに紹介いたします。
現在、私が活動を行っているサントドミンゴ野球協会はコスタリカの首都であるサンホセからバスで約20分の所に位置します。
コスタリカ国内では、唯一リトルリーグを持ちコスタリカ内では一番の野球どころと言われています。
約6歳~9歳までのカテゴリーが3チーム、10歳~12歳でのカテゴリーが4チーム、13歳~15歳までのカテゴリーが4チーム、これに日本の高校野球に相当するチームが1チーム、国内1部リーグに参加するチームが1チーム、計13チームそれぞれのカテゴリーに別れ、約400人の選手がプレーしています。
そこで、私は青年海外協力隊、野球隊員として選手への指導はもちろん、コーチ、保護者への指導も行っています。
コスタリカは、野球強豪国が揃う中南米に位置しながら野球人口の少なさからレベルはまだまだこれからの国です。
また、コスタリカでは日本のように野球をやっている子供達全員が野球道具をもっているわけではありません。
道具を買えなく、野球というスポーツが選択肢の中から消えてしまう子供達も少なくありません。
現場に来て、日本の野球をとりまく環境の素晴らしさ、自分が育ってきた環境の贅沢さに気づかされました。
「ベースボールはお金がかかるから・・・」 これが野球発展途上国の現状です。
技術指導においても、道具と同様日本のように豊富な情報がなく指導の基礎が無いと、赴任した当初から感じていました。
そこで、私の任期(2年)が終了した後も、指導の情報の基礎となる物を何か残したいと考えていたところ、MFTさんのサイトを見つけ基本を重視した指導、説得力のある解説、ユニーク且つ利にかなった練習方法に感銘を受け、コスタリカの公用語であるスペイン語への翻訳を考えました。
先日行った、コーチ陣、保護者への野球クリニックにも使わせてもらい、今までコスタリカに無かった考え、練習方法に学ぶところがたくさんあったようで、真剣に聞き、とても満足していました。
まだまだ世界には、コスタリカのような指導の基礎、新しい情報が収集できない国がたくさんあります。
そこで、重宝されるのが日本のような基礎を大事にし、体のつくりを最大限に活かした技術指導であることを現場に来て気づかされました。
今年のオリンピックを最後に、野球競技が除外されます。
このような指導を学んだ日本の指導者の野球発展途上国での活動が、世界への野球普及、オリンピック競技復活を後押しするではないかと感じています。
開発途上国の人々のために自分の持っている技術・知識や経験を活かしたいと考える人が、原則として2年間、様々な国、様々な分野で現地の人たちのために、青年海外協力隊としてボランティア活動を行っています。
協力分野は農林水産、加工、保守操作、土木建築、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政の8部門、約120種と多岐にわたっています。
詳しくはJICA青年海外協力隊のサイトをご覧ください。
その中でも、中米のコスタリカという国で野球普及活動を行っている広瀬亮太様から、弊社のサイトの内容を現地の指導者や子供たちのために利用させてもらえないかとのご要望があり、微力ながら協力させていただくことになりました。
下記にその活動の様子を、広瀬亮太様の文章と写真とともに紹介いたします。
現在、私が活動を行っているサントドミンゴ野球協会はコスタリカの首都であるサンホセからバスで約20分の所に位置します。
コスタリカ国内では、唯一リトルリーグを持ちコスタリカ内では一番の野球どころと言われています。
約6歳~9歳までのカテゴリーが3チーム、10歳~12歳でのカテゴリーが4チーム、13歳~15歳までのカテゴリーが4チーム、これに日本の高校野球に相当するチームが1チーム、国内1部リーグに参加するチームが1チーム、計13チームそれぞれのカテゴリーに別れ、約400人の選手がプレーしています。
そこで、私は青年海外協力隊、野球隊員として選手への指導はもちろん、コーチ、保護者への指導も行っています。
コスタリカは、野球強豪国が揃う中南米に位置しながら野球人口の少なさからレベルはまだまだこれからの国です。
また、コスタリカでは日本のように野球をやっている子供達全員が野球道具をもっているわけではありません。
道具を買えなく、野球というスポーツが選択肢の中から消えてしまう子供達も少なくありません。
現場に来て、日本の野球をとりまく環境の素晴らしさ、自分が育ってきた環境の贅沢さに気づかされました。
「ベースボールはお金がかかるから・・・」 これが野球発展途上国の現状です。
技術指導においても、道具と同様日本のように豊富な情報がなく指導の基礎が無いと、赴任した当初から感じていました。
そこで、私の任期(2年)が終了した後も、指導の情報の基礎となる物を何か残したいと考えていたところ、MFTさんのサイトを見つけ基本を重視した指導、説得力のある解説、ユニーク且つ利にかなった練習方法に感銘を受け、コスタリカの公用語であるスペイン語への翻訳を考えました。
先日行った、コーチ陣、保護者への野球クリニックにも使わせてもらい、今までコスタリカに無かった考え、練習方法に学ぶところがたくさんあったようで、真剣に聞き、とても満足していました。
まだまだ世界には、コスタリカのような指導の基礎、新しい情報が収集できない国がたくさんあります。
そこで、重宝されるのが日本のような基礎を大事にし、体のつくりを最大限に活かした技術指導であることを現場に来て気づかされました。
今年のオリンピックを最後に、野球競技が除外されます。
このような指導を学んだ日本の指導者の野球発展途上国での活動が、世界への野球普及、オリンピック競技復活を後押しするではないかと感じています。
2008年10月 JICA青年海外協力隊
野球隊員 広瀬亮太