主な商品に関するよくあるQ&A
MFTスローマックスに関するQ&A
Q: 息子は、現在小学1年生で身長120cmです。MFTスローマックスXSサイズを利用しても問題ないでしょうか?
A: MFTスローマックスは、サイズが大きすぎるとひじを曲げられず、投げづらくなります。身長が130~135cmに成長してからご利用をご検討ください。
Q: 今後身長が伸びることを考えて、一つ上のサイズを購入したいのですが?
A: 商品に同梱する日本語の説明書に記載している微調整方法を利用して、165cmを超えてもSサイズを利用しているお客様もいらっしゃいます。
(Sサイズの適応身長は141~159cm)
身長が伸びてもある程度微調整が可能ですので、現在の身長にあわせてサイズをお選びいただくことをおすすめします。
Q: MFTスローマックスを着けて練習するとひじの痛みが治ると聞いたのですが?
A: たまたま、MFTスローマックスによってフォームの変化がひじへの負担を和らげたケースがあるかもしれませんが、医学的にMFTスローマックスがひじの治療に効くという根拠・保証はありません。まずは、専門医に相談することをおすすめします。
Q: 右投げ用と左投げ用はどう違うのですか?兼用で使えないですか?
A: 微妙に腕の先に向かってバーが開くような角度になっているため、 MFTスローマックスは左右対称には作られていません。その微妙な傾きは、効果を上げるために時間をかけて検証して作られたものです。実際に、右投げの選手が左投げ用を装着して投げると違和感を感じます。弊社としては、右左兼用することはおすすめしていません。
Q: MFTスローマックスを着けるとコントロールと球威が良くなるので、着けたまま投手として試合に出たいのですが、大丈夫でしょうか?
A: できることなら、試合で道具に頼るのではなく、正々堂々と試合で戦うための技術を身につけることにMFTスローマックスを利用して欲しいと考えています。
MFTスローマックスを着けて改善された点を、はずして投げたり、装着したりを繰り返して、最終的にはMFTスローマックスをはずした状態でも同じ投げ方ができるように、練習でご利用ください。
どうしても、MFTスローマックスを装着したまま試合で投げたい場合は、事前に大会の主催者に問い合わせてください。
タイプ別MFTスローマックス活用方法
MFTスローマックス装着前(左写真)と装着時(右写真)の違い
1.MFTスローマックスを装着すると力が入らない選手の場合
(ひじを曲げすぎるパターン1)
ひじが下がって投げる習慣のある選手の中には、MFTスローマックスを装着すると力が入らず、非常に投げづらく感じる選手がいます(上記写真のモデルもそのタイプでした)。
そのような選手は、最初は投げづらくても、MFTスローマックスを装着したまま普通に投げ続けてください。
そしてどうすれば力が入るようになるかフォームを少しずつ変えながら繰り返し練習してください。
徐々に力を入れる感覚がつかめてきたら、MFTスローマックスを外して投げてみましょう。
力が入るようになった時には、フォームは改善されているはずです。
2.ひじを強く曲げようとする選手の場合
(ひじを曲げすぎるパターン2)
強く投げようという意識から、ひじを強く曲げることで力感を出そうとする選手がいます。
そのような選手がMFTスローマックスを装着すると、MFTスローマックスに逆らって、力づくで腕を曲げようとするため、MFTスローマックスによって締め付けられて痛みを感じる場合があります。
最初のうちは腕の力を抜いて、ひじの角度をMFTスローマックスに逆らわずに90度前後に保ちながらリリースの時に前に腕を伸ばしながら投げるようにしてください。
慣れるにしたがって、ひじの角度を保ちながらも徐々に力を入れていきましょう。
3.アーム式の(ひじを伸ばしたままテークバックする)選手の場合
アーム式の選手は、一般的にひじを曲げて投げようとすると、ひじの角度が一定せずに力を入れるタイミングがわからないために、ひじを伸ばし続けることで力を入れようとしている場合が多いと思います。
そのような選手は、最初のうちは投げるボールに力が入らなくても、ひじの角度をMFTスローマックスに任せて90度前後に曲げたままリリースの時だけ腕を前に伸ばしながら投げるようにしてください。
慣れるにしたがって、徐々に力を入れるタイミングを試行錯誤し、強いボールを投げられるように練習してください。
最終的に目指すこと
いずれのタイプの選手も、今までと違うフォームに矯正することになると、一時的に力が入らなくなったり、フォームが不安定になったりする場合があります。
安定して力を入れて投げられるようになるまでには、個人差があり、数ヶ月かかる選手もいれば、その日のうちにコツをつかむ選手もいます。
根気良く続けてみましょう。
良くなりかけたら、MFTスローマックスを外して投げてみましょう。
外した直後は良い感じをつかめていても、感覚がわからなくなったら再度MFTスローマックスを装着してください。
外したり着けたりを繰り返しながら、最後にMFTスローマックスを装着しても外してもほとんど同じような投げ方ができるようになることを最終目標としてください。