外で遊ぶのことの大切さ
● 子供たちが夢を育み続けられるように
MFTでは、一人でも多くの子供たちが伸び伸びと育ち、安心して野球に取り組むことができるようにとの願いをこめて、子供の環境と発育の関係等について調べている大学の研究グループのアドバイスを元に、このページを作成することにしました。
一人でも多くの指導者やご両親の方々のお役に立てる情報になればと願っております。
こころの自立 からだの自律
昔は、暗くなるまで外で友達とおもいっきり遊んで、夕食を食べたら疲れからすぐに寝てしまい、たっぷり睡眠をとって目が覚めるという子供たちの自然な生活リズムがあったと思います。
今でも多くの子供たちはそのような生活をしているのでしょうが、昔に比べて空き地や遊ぶ場所が少なくなり、交通量の増加や、子供に対する犯罪などが問われていることによって、気軽に外で遊ぶことが難しくなってきています。
一方、TVゲームの普及や冷暖房の完備などによって、家庭内で一人でも快適に過ごせるようになり、外で遊ぶ機会が少ない子供たちが増えてきています。
実は、子供たちは外で友達と遊ぶことによって、下の表のように様々なことを学んで成長をしています。
遊びの創意工夫、ルール作り
友人との交流を通して感情が豊かになる
運動能力の向上
気温などの環境変化への対応能力向上
チームスポーツを経験する
外で遊びにくい環境の場合にどうすれば良いか?外で友達同士で遊ぶ機会が少ない子供にとって、成長面で様々な弊害が出る可能性があります。
しかし、現在の状況で子供にゲームをさせないことは不可能ですし、安全に遊べる公園が近くにない環境の場合、他の方法で補う必要が出てきます。
子供たちが心身ともに成長していくために、野球やサッカー、バスケットボールなどのチームスポーツを経験させることも、一つの方法だと思います。
チームスポーツの場合は役割分担があり、チームメートが助け合いながら、チームへの勝利に向かっていっしょに頑張るという経験をすることができます。
安易に実現できてしまうTVゲームと違い、一つ一つの技術を身につけるために、コツコツと努力を積み重ねる必要があることも学ぶことができます。