指導者の資格?
TV(ひるおび)や雑誌(DIME)でも取り上げられたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、なでしこジャパンを率いた佐々木則夫監督は、選手に求めるのではなく、指導者として自らに下記の11項目を課して常に気をつけるようにしているそうです。
1.責任
2.情熱
3.誠実さ
4.忍耐
5.論理的分析思考
6.適応能力
7.勇気
8.知識
9.謙虚さ
10.パーソナリティー
11.コミュニケーション
・保身や権威にとらわれてはならない(責任、誠実さ、勇気、謙虚さ)
・選手の力を引き出すために必要(情熱、論理的分析思考、知識)
・身構えずに素直な自分をさらけ出す(パーソナリティー、コミュニケーション)
・自分の都合や好みへのこだわりを捨てる(忍耐、適応能力)
選手たちと親父ギャグを交えながら、非常に楽しそうな印象のある佐々木監督ですが、この項目は足し算でなく掛け算として考えているそうです。
つまり、一項目でもゼロに近い値があればその人は指導者としての資格がないと考えているということです。
指導者は何をすべきなのか?答えが一つではないから、難しいですね。
佐々木監督が選手との間にいかにして信頼関係を築き上げ、いかにして選手の能力を引き出すことに成功したのか、DIME誌により詳しく載っています。
(2011年8月26日)