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指先の感覚をつかむ練習2
指先でボールに回転を与える感覚をつかむ練習として、前ページで「ベンチ等に仰向けに寝て真上に投げる練習」を紹介しましたが、下記の練習も効果的ですので、試してください。
● 下から上に投げ上げる
そのため、下から上には回転のいいボールを投げやすくなります。 ● 親指の役割
ソフトボールの投手の投げ方と同じ要領で、真上に投げ上げます。
初心者でも比較的簡単に、良い回転のボールを投げられるようになります。
良い回転のボールを投げるときの指先の感覚をこの練習で習得しましょう。
立った状態から真上にボールを投げ上げます。
下から上に投げた方が指にかかりやすい理由
実際にボールを投げる時は、写真のように最後は人差し指と中指にかかって、手から離れていきます。
下から上にボールを投げる時は、人差し指と中指だけでボールを安定して支えることが可能です。そのため、下から上には回転のいいボールを投げやすくなります。 ● 親指の役割
上に投げる時と違い、低めに投げる時は2本の指だけではなく、リリースの直前まで親指で支えないとボールが落ちてしまいます。
(自然に添えている薬指もボールの安定に貢献しています。)
そのため、親指の位置が中心からずれていると2本の指にしっかりかからなくなり、回転が不安定になります。
ここに注目
下から上に投げる練習を繰り返して、回転のいいボールを投げる時の指先の感覚をまずは覚えましょう。
正しい感覚がわかったら、次のステップとして、実際のキャッチボールで同じ指先の感覚で投げられるよう繰り返し練習してください。前方に投げる時は、2本の指だけではボールは落ちてしまいますので、いい回転を与えるためには親指が重要な役割を果たします。
何が正しいのか判断できないままに練習を続けていると、悪い癖がついても気づかない恐れがあります。 自分の動きが正しいか正しくないかの判断力を磨くことが、上達への近道になります。
正しい感覚がわかったら、次のステップとして、実際のキャッチボールで同じ指先の感覚で投げられるよう繰り返し練習してください。前方に投げる時は、2本の指だけではボールは落ちてしまいますので、いい回転を与えるためには親指が重要な役割を果たします。
何が正しいのか判断できないままに練習を続けていると、悪い癖がついても気づかない恐れがあります。 自分の動きが正しいか正しくないかの判断力を磨くことが、上達への近道になります。