強い体をつくる食事の工夫
一般的にたんぱく質は通常体重1kgに対し1g必要とされています。
激しい運動をする方や、成長期にはその1.5~2倍程度必要と言われています。
そのため、成長期の少年野球選手はどうしても体作りに必要なたんぱく質が不足しがちです。
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質のバランスを考える
牛肉・豚肉などの動物性たんぱく質は必須アミノ酸のバランスが良く、良質のたんぱく質で、成長期の子供には欠かせない食品です。
しかし一般的に脂肪やコレステロールが多く含まれるため、大量に食べると脂肪の摂りすぎにつながり、様々な生活習慣病の原因になると言われています。
また、食の細い子供の場合、運動量に見合う十分なたんぱく質の摂取ができずになかなか体が大きくなれないということもあります。
ご飯と大豆食品を一緒に食べると必須アミノ酸は欠乏しない一方、植物性たんぱく質は必須アミノ酸の含有量に偏りがあるため、それだけでは不十分と言われています。
しかし、大豆は必須アミノ酸のリジンは多いが、含硫アミノ酸(メチオニン、シスチン )が少なく、逆に米はリジンが少なく含硫アミノ酸が多いため、大豆(大豆食品)と米(御飯)を、一緒に食べると、両者の欠乏している必須アミノ酸を補うことが出来ます。
日本人が、江戸時代以前に、肉や魚を食べなくても、頑丈な肉体を築けたのは、米と大豆を一緒に食べることで必須アミノ酸を摂取できていたからだと考えられています。
パン食の西欧文化では、卵や肉が欠かせなかったのは、米に比べて小麦粉の方がリジンの含有量が少なく、小麦粉と大豆だけでは必須アミノ酸が欠乏しやすかったためと考えられます。
たんぱく質は、成長期に大変重要な栄養素ですが、肉類中心の食事に偏らず、大豆などの植物性たんぱく質も積極的に取り入れて、バランス良く摂取すると良いでしょう。
お父さん・お母さんの生活習慣病対策にもなり、一石二鳥です。
脂質わずか1%の大豆食品 「L.F.ソイビーン」
L.F.ソイビーンは100%大豆を原材料とし、乾燥させて脱脂加工をした脂質わずか1%の大豆のいいとこ取りの食品です。
脂肪の摂り過ぎを気にすることなく、手軽にたんぱく質の不足分を補うことができます。
様々な食品に手軽に混ぜることができます。
レシピ1 「ソイビーンふりかけ」
L.F.ソイビーンをそのまま様々な食材にかけてもおいしくいただくことができますが、ちょっとした工夫でさらにおいしくなります。
L.F.ソイビーン 4、水 3、昆布つゆ 2、しょうゆ 1くらいの割合で混ぜる。(写真参照)
※ お好みに合わせてしょうゆの量を変えたり、しょうゆのかわりにごま塩を利用してもおいしく召し上がれます。
ソイビーンが昆布つゆを吸って、ひき肉のそぼろふりかけのようになります。
ご飯にふりかけたり、おにぎりに混ぜたり、サラダのトッピングとしてツナの代わりのように使うこともできます。
お肉やツナよりもずっと脂肪分が少なくヘルシーです!
食欲がないときでも、手軽にたんぱく質を補うことができます。
レシピ2 「ソイビーンお好み焼き」
今女性にはやりの、お豆腐を利用したヘルシーなお好み焼きが簡単に!
● 「長いも」と「ソイビーン」をお好み焼き生地に
小麦粉を使わずに、「長いもすりおろし」に「ソイビーン」を混ぜます。
長いもの水分をソイビーンが吸って、あっという間にお好み焼き生地になります。
豆腐を水切りする手間もかかりません。
● お好みでトッピング
お好み焼き生地に、千切りキャベツやお肉、桜海老、紅しょうが、チーズなど好きなものを入れてフライパンで焼きましょう。
軽い感じのお好み焼きが出来上がり!
ソースやマヨネーズなど味付けはお好みで。
レシピ3 「ソイビーンタコス」
ソイビーン70g 水200cc めんつゆ 大さじ1~2杯 ソイビーンを戻す(湿らせる)。
TACO1袋 水160cc加えてまぜる 汁がなくなるまで煮る 完成