二塁への送球2 トスのコツ
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2005年12月号)
1.体重移動と左足の送り
近い距離のトスをする時でも、送球方向にしっかり体重移動をしながらトスをしましょう。トスの方向が安定しますし、力を入れなくても届くのでミスが少なくなります。 比較的距離が遠い時は、できるだけ素早く左足を前に送り出すことを意識してください。
左足を出すことで上体の突っ込みを防ぐことができ、よりしっかりした体重移動ができますので、距離が遠くても安定したトスをすることが可能になります。
2.球を相手に見せてトスをする
写真のように、グラブと一緒に両手でトスをすると、受け手が球の出所が見づらいために、少しでもそれた時に対処しにくくなります。また、グラブに球が引っかかる可能性もあります。
トスする右手をしっかり相手に見せることで、トスも安定しますし、送球する相手に対しても優しいプレーになります。
3.手のひら全体で
写真のように手のひら全体に乗せる。
指先でトスすると、思わぬミスに…
指先でトスすると、思わぬミスに…
ボールを手のひら全体に乗せてトスしましょう。