柔らかく流れるような動きをつくる1
ぎこちない動きは猫背やかかと重心が原因
左は猫背の選手がスクワットの姿勢をするときに良く見られる、かかと側に体重がかかっている例
「なんか動きがぎこちないなぁ」
「動きがかたいなぁ」
そんな風に感じる選手いませんか?
ドタバタとぎこちない動きをしている選手がいたら、かかと寄りの重心になっていないか確認してみてください。
一般的にかかと側に体重がかかっている選手の多くは猫背になっています。
猫背により重たい頭が前の方にあるため、バランスをとるために体の重心が後ろになり、姿勢が崩れます。
このような姿勢で運動を続けると、疲労がたまりやすく、腰への負担も大きくなります。
猫背を治すストレッチの方法は、ネット上で様々なページで紹介していますので、検索してご参照ください。
つま先を浮かしてかかとだけで足踏みすると、ぎこちない動きになる
指先で地面をつかむような感覚
柔らかく素早い動きをするためには、かかと寄りの重心ではなく、足の指先で地面をつかむような感覚が必要です。
試しに、つま先を浮かせてかかと側に体重をかけた状態で、足踏みしたり、歩いてみてください。
柔らかくスムーズに動くのは難しく、ドタバタとぎこちない動きになると思います。
また、左右に体がふれやすくなり、目線がぶれ、重量の重い頭が動くことで、 バランスも崩しやすくなります。
つま先を浮かすのは極端な例ですが、かかと側に体重がかかっている選手は、動きがぎこちなくなります。
タオルギャザー
流れるような動きを身につけたい場合は、指先で地面をつかむような感覚で動くことが必要になります。
絵はリハビリでよく行われるタオルギャザーです。
「指先で地面をつかむ感覚」のイメージの参考にしてください。