球際に強くなる
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2006年7月号)
外野手のあと一歩、ギリギリで追いつけるかどうかは大きく明暗を分けます。
捕球できなければ長打になってしまうからです。
ここでは、球際に強くなるためのコツを紹介します。
あと一歩の球際に強くなるための練習として、軽くトスしたフライを低い位置で捕球する練習をしましょう。
股関節も柔らかくなり、ギリギリのプレーの範囲を広げることができます。
ひざの方向とつま先の方向がほぼ一致している場合は、とっさのアクシデントで力がかかっても比較的耐えることができます。
このような体の使い方をしている選手は、普段の歩き方、走り方を見直して、ケガを未然に防ぐよう心がけましょう。
捕球できなければ長打になってしまうからです。
ここでは、球際に強くなるためのコツを紹介します。
低い位置で捕球する
低い位置で捕球するとより遠くの打球に追いつくことができる
高い位置で捕球した場合
写真を見てわかるように、ギリギリの打球の場合、高い位置で捕球するよりも、低い位置で捕球した方がより遠くの打球に追いつくことができます。あと一歩の球際に強くなるための練習として、軽くトスしたフライを低い位置で捕球する練習をしましょう。
股関節も柔らかくなり、ギリギリのプレーの範囲を広げることができます。
ひざとつま先に注意する
ギリギリのプレーの時にはケガをしやすいものです。ひざの方向とつま先の方向がほぼ一致している場合は、とっさのアクシデントで力がかかっても比較的耐えることができます。
ケガしやすい例
ひざとつま先の方向が一致していないと、思わぬ方向から力がかかったときにバランスを崩してケガしやすいので注意が必要です。このような体の使い方をしている選手は、普段の歩き方、走り方を見直して、ケガを未然に防ぐよう心がけましょう。
× ひざが内側や外側に折れている
× つま先が内や外を向いている