テークバック
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2004年9月号)
正しいテークバックを身につけるための練習方法を紹介します。
この練習は、いずれも片足を上げた状態からスタートします。
片足にバランスよく乗れない場合は、「片足に真っすぐ乗る」練習を繰り返して、自分のバランスのいい位置を習得してから、以下の練習を行いましょう。
足を上げた状態で補助者にボールを手渡してもらい、そこから真っすぐ投げる方向に体重移動をして投げる練習をします。
【注意点】
ボールを持つ手の力を十分に抜くようにしましょう。どうしても力が入ってしまう選手には、「5kgの重いボールだと思って持ち上げよう」などと声をかけてあげると効果があります。
腕を後方に伸ばした状態からボールを投げます。真っすぐ後ろの腕を伸ばした状態を保ちながら、前方への体重移動を行います。
上の練習同様に、腕の力を抜くように意識して練習しましょう。
肩―ひじのラインを水平にして、ひじを直角に曲げ、手の甲を本塁方向に向けて、補助者のかざした手にボールをつけます。
その状態から前方に体重移動してボールを投げます。
【注意点】
手の甲を本塁方向に向けるために、無理に腕に力を入れないよう注意しましょう。
この練習は、いずれも片足を上げた状態からスタートします。
片足にバランスよく乗れない場合は、「片足に真っすぐ乗る」練習を繰り返して、自分のバランスのいい位置を習得してから、以下の練習を行いましょう。
かついで投げる選手、テークバックで力が入る選手の練習法
【練習の手順】足を上げた状態で補助者にボールを手渡してもらい、そこから真っすぐ投げる方向に体重移動をして投げる練習をします。
【注意点】
ボールを持つ手の力を十分に抜くようにしましょう。どうしても力が入ってしまう選手には、「5kgの重いボールだと思って持ち上げよう」などと声をかけてあげると効果があります。
テークバックの腕が一塁方向に入りすぎる選手の練習法
【練習の手順】腕を後方に伸ばした状態からボールを投げます。真っすぐ後ろの腕を伸ばした状態を保ちながら、前方への体重移動を行います。
上の練習同様に、腕の力を抜くように意識して練習しましょう。
トップの時に手の甲を本塁方向に向けてから投げる練習
【練習の手順】肩―ひじのラインを水平にして、ひじを直角に曲げ、手の甲を本塁方向に向けて、補助者のかざした手にボールをつけます。
その状態から前方に体重移動してボールを投げます。
【注意点】
手の甲を本塁方向に向けるために、無理に腕に力を入れないよう注意しましょう。