体の向きをチェックする
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2004年1月号)
投げる方向に対して、体の向きが一定になることで、スローイングが安定してきます。これから紹介する練習で、自分の投げる時の体の方向をチェックし、より安定したスローイングを身につけてください。
【最初の形】
投げる方向に真っすぐラインを引き、その上に下の写真のように立ちます。
体の全てがライン上に並び、両肩・両ひざ・両足先が全てラインに沿って投げる方向に真っすぐ向くようにしてください。
この形から、ラインを意識し、体が左右にぶれないよう注意しながら真っすぐに投げます。 【フィニッシュの形】
投げ終わった時に、投げる方の肩・前ひざ・前足の3つが真っすぐライン上になるように練習をします。 【リリースポイント】
フィニッシュまで左右にグラつかずに安定して投げられるようになったら、リリースポイントに注意して練習しましょう。ボールを離す時は、ボールに体重を乗せて、前で離すようイメージを作ってください。 【注】下の写真のような形にならないよう、注意して練習しましょう。
投げる方向に真っすぐラインを引き、その上に下の写真のように立ちます。
体の全てがライン上に並び、両肩・両ひざ・両足先が全てラインに沿って投げる方向に真っすぐ向くようにしてください。
この形から、ラインを意識し、体が左右にぶれないよう注意しながら真っすぐに投げます。 【フィニッシュの形】
投げ終わった時に、投げる方の肩・前ひざ・前足の3つが真っすぐライン上になるように練習をします。 【リリースポイント】
フィニッシュまで左右にグラつかずに安定して投げられるようになったら、リリースポイントに注意して練習しましょう。ボールを離す時は、ボールに体重を乗せて、前で離すようイメージを作ってください。 【注】下の写真のような形にならないよう、注意して練習しましょう。
×リリースポイントが早すぎる
×ひじが先行しすぎている
×ひじが下がっている
【この練習を積むと・・・】
投げるたびに投げる方向と体の向きが違うと、そのずれにあわせて腕を振る方向が変わるため、どんなに練習を積んでもリリースポイントが安定しません。
この練習を繰り返すことで、腕の振りも安定し、確実なスローイングを身につけることができるようになります。
投げるたびに投げる方向と体の向きが違うと、そのずれにあわせて腕を振る方向が変わるため、どんなに練習を積んでもリリースポイントが安定しません。
この練習を繰り返すことで、腕の振りも安定し、確実なスローイングを身につけることができるようになります。