軸足に真っすぐ乗る重要性 (片足に乗る2)
前のページで片足に真っすぐ乗ることを説明しましたが、軸足にしっかり乗ることの重要性が以下の動画を見ていただければより理解していただけるのではないかと思います。
右がアドバイスを受ける前の投げ方で、左が足を上げたときのバランスを意識したときの投げ方です。
写真で各コマを並べてみると違いはもっとわかりやすいでしょう。
これは何ヶ月も練習を重ねて上達したというわけではなく、サマーキャンプで大川氏(元ヤクルト)が足を上げたときの姿勢をアドバイスしたところ、わずか数球投げる間に大きく変化したものです。
もちろん、短時間で修正できるのはこの選手の対応能力の高さですが、それだけ足を上げたときの「バランス・姿勢」は重要なのです。
< 参考 > アドバイス前とアドバイス後のそれぞれの投球の動画
選手の足を支える大川氏(元ヤクルト)
(秒300コマ撮影 1/10スロー再生)
写真で各コマを並べてみると違いはもっとわかりやすいでしょう。
これは何ヶ月も練習を重ねて上達したというわけではなく、サマーキャンプで大川氏(元ヤクルト)が足を上げたときの姿勢をアドバイスしたところ、わずか数球投げる間に大きく変化したものです。
もちろん、短時間で修正できるのはこの選手の対応能力の高さですが、それだけ足を上げたときの「バランス・姿勢」は重要なのです。
< 参考 > アドバイス前とアドバイス後のそれぞれの投球の動画
(秒300コマ撮影 1/10スロー再生)
片足に乗るのが難しい場合は…
選手の足を支える大川氏(元ヤクルト)
前のページでも、足を上げるときに「上半身はリラックスし、姿勢よく真っすぐ」と述べましたが、小学生の選手や、野球を始めたばかりの選手の場合、バランスよく立つのは難しいかもしれません。
姿勢を保とうと、上半身に力が入ってしまうかもしれません。
そのような場合は、指導者が選手の足を支えてあげたり、いすに片足を乗せてバランスをとってから投げるなど、工夫をするといいでしょう。
2段モーション
足を2回上げる2段モーションは、それをしたことがない人にとっては、一見バランスが崩れやすそうに思われるかもしれませんが、軸足にしっかり乗っていることを確認しやすく、バランスよく投げるためのフォームです。
軸足にしっかり乗せ、力強く安定して前方へ体重移動をすることで、速い球をコントロール良く投げることを可能にしていました。
投げるときだけではなく、打撃においても軸足に乗ることは重要なポイントになります。
姿勢を保とうと、上半身に力が入ってしまうかもしれません。
そのような場合は、指導者が選手の足を支えてあげたり、いすに片足を乗せてバランスをとってから投げるなど、工夫をするといいでしょう。
■ 2段モーションは軸足に乗るための動作
2段モーション
軸足にしっかり乗せ、力強く安定して前方へ体重移動をすることで、速い球をコントロール良く投げることを可能にしていました。
投げるときだけではなく、打撃においても軸足に乗ることは重要なポイントになります。