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割れの感覚をつかむ

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2006年8月号)
「割れ」は「ピッチング」「バッティング」に共通する重要な動きです。

この「割れ」の大きさと方向の精度を高めることによって、「ピッチング」「バッティング」のパフォーマンスが大きく変わってきます。

「割れ」の精度をどう高めていくかについて、これから詳しく説明していきたいと思います。
体重移動しながら割れを作る
● 体重移動とともに

実際には、写真のように後ろ側の軸足を起点にして体重移動をしながら「割れ」を作ります。
バッティングの割れ

※ バッティングでは、選手によっては体重移動の少ない場合もありますが、ここではわかりやすいように、大きく体重移動をしている例で示しています。
ここで、「割れ」の本質を理解しやすいように、体重移動を省いて見てみましょう。
下の写真のように、体の中心から両手両足を開くような動作になります。

※バッティング時の「割れ」は前側の手もバットを握っているため自然に後ろに引くことになります。

割れの感覚をつかむ練習

割れの感覚をつかむ練習
写真のように、実際に体重移動をせずにその場でジャンプをしましょう。

バット、もしくはボールを持ち、ベースの上に真っすぐ立ちます。

そして、中心線がずれないよう意識しながら軽くジャンプして、両手両足を広げて着地します。
※最終的には「力をためる」ために、わずかに後ろに体重を残すような形を作りますが、ここでは基本の習得として完全に真ん中で構いません。
◆ 関連ページ
バッティングの割れの感覚をつかむ - 打撃における割れの説明
割れの感覚をつかむ(ビッチング編) - 投げる際の割れの説明
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