割れの方向をつくる1
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2006年9月号)
● 腰に手を置く
「割れ」の方向を確認するために、写真のように両手を腰に置く練習を紹介します。
こうすることで、前側のひじを目安にして、自分の体の方向が目標に対してずれていないか確認しやすくなります。
また、上半身(特に腕)に無駄な力が入りにくくなります。
「割れ」は、大きな力を発揮できるようにためる動作です。
しかしより大きな力をためようとすると、余計な力が入りやすくなってしまいます。
余計な力が入っているかどうかを見分ける一つの方法として、両肩・ひじのラインが、上の写真のように目標に対して一直線になっているかをチェックしてみましょう。
しかし、それは前足の着地後に始まる回転によって、柔らかさで腕が遅れることで自然にできるものだと考えています。
つまり、胸の張りは、「力を入れて無理に作る」ものではなく、「力を抜いて自然にできるもの」で見た目は同じでもまったく異なったものになります。
「割れ」の方向を確認するために、写真のように両手を腰に置く練習を紹介します。
こうすることで、前側のひじを目安にして、自分の体の方向が目標に対してずれていないか確認しやすくなります。
また、上半身(特に腕)に無駄な力が入りにくくなります。
「割れ」は、大きな力を発揮できるようにためる動作です。
しかしより大きな力をためようとすると、余計な力が入りやすくなってしまいます。
余計な力が入っているかどうかを見分ける一つの方法として、両肩・ひじのラインが、上の写真のように目標に対して一直線になっているかをチェックしてみましょう。
両肩が前か後ろに寄る悪い例
× 両肩が前に寄っている
× 両肩が後ろに寄っている
上の2枚の写真のように両肩が前や後ろに寄ってしまうと、余計な力が入り、その後の動作がスムーズに行えなくなることがありますので注意しましょう。
胸の張りについて
肩甲骨の柔らかさで「力を抜いて自然にできる形」と、「力を入れて無理に作る形」は同じ見た目でも全く違う
投手は「胸の張り」が必要だと指摘があるかもしれません。しかし、それは前足の着地後に始まる回転によって、柔らかさで腕が遅れることで自然にできるものだと考えています。
つまり、胸の張りは、「力を入れて無理に作る」ものではなく、「力を抜いて自然にできるもの」で見た目は同じでもまったく異なったものになります。