大きなフォロースルー1 (バッティング編)
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2003年10月号)
● 長い棒を使ったスイング
大きなフォロースルーの感覚を身につけるために、長い棒を使った素振りが有効です。
長い棒の場合、腕や手首でバットを操作(下記参照)して軌道を変えることが難しいため、余計な動作が少なくなり、よりスムーズで自然な軌道のスイングができます。
さらに、下半身から始動してバットのヘッドに力が連動して伝わっていく感覚をつかむことが出来ます。
ゆったりとした気持ちで、体の可動域限界までブレーキをかけず回転するイメージで大きく振ってください。
● 腕や手首でバットを操作するとは
目的
・ 大きなフォロースルーを身につける
・ こねたり、波打つスイングの矯正
・ 大きなフォロースルーを身につける
・ こねたり、波打つスイングの矯正
大きなフォロースルーの感覚を身につけるために、長い棒を使った素振りが有効です。
長い棒の場合、腕や手首でバットを操作(下記参照)して軌道を変えることが難しいため、余計な動作が少なくなり、よりスムーズで自然な軌道のスイングができます。
さらに、下半身から始動してバットのヘッドに力が連動して伝わっていく感覚をつかむことが出来ます。
ゆったりとした気持ちで、体の可動域限界までブレーキをかけず回転するイメージで大きく振ってください。
手首を早く返した
力のないスイング
力のないスイング
写真では、手首の返しが早すぎて、バットの軌道が変わってしまっています。
このように手首の返しが早すぎるとブレーキがかかり、スイングの力強さがなくなります。
体の軸中心の大きなスイングをすることで、てこの原理でボールが飛ぶようになります。
(高度な技術を持った選手が、難しいボールに対応するためこのような動きをするケースはあります。)