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ミートポイントの形2

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2003年5月号)
バッティングの流れの中で、バットにボールが当たる瞬間、どうやって打っているかというのは、普通はわからないものです。

でも、強い打球を打つためには、その瞬間の形をよりよい形にできるよう追い求める事は必要なことです。

今回は、自分のミートポイントの形をチェックして、正しい形に修正するための練習方法を紹介します。
打った瞬間にバットを止める
バレーボールやバスケットボールのような大きなボールを打ち、打った瞬間にバットを止めます。

大きなボールを使うことで打つ瞬間にボールからの反発があり、比較的容易にバットを止めることができます。

ボールを打つ自分のポイントや、スイングの形をチェックすることができます。

また、スイングの軌道が遠回りしていないかのチェックもできます。

ミートポイントの形の悪い例

ひじが完全に伸びきってしまっている
ひじが完全に
伸びきってしまっている
脇が開いている
脇が開いている
打つポイントが近すぎる
打つポイントが近すぎる

両手の間隔をあけてスイングをする

バットが遠回りする選手や、ヘッドの下がる選手、ボールに押されてしまう選手は、右手と左手の間を一握りから二握りほどあけて、打ってみてください。

バットを最短距離で出す感覚をつかむことができ、また、ヘッドを安定させることができます。
両手の感覚をあけて打ってみる

低めの打ち方の練習

同様の練習で、低めの打ち方についてもバットの出し方や、打った瞬間の形をチェックすることができます。
低めの打ち方
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