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基本 > 下半身の使い方 > スクワットの形2

スクワットの正しい形2

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2007年1月号)
前ページで紹介した「スクワットの形」は、野球の動作を行う上で、非常に重要です。
バッティングや守備の構えなど状況に応じてひざや腰を曲げる深さは違いますが、この姿勢が正しくできているかどうかで下半身の力の効率が変わってきます。このページでは、その姿勢作りのポイントを紹介します。

棒を担いで姿勢をチェックする

スクワットの姿勢スクワットの姿勢
肩に長い棒を担いで写真の形を作ってください。

体の軸を真っすぐにして、棒は地面と水平に保ちます。頭が両足の中央に来るようにしましょう。
拇指球
拇指球(ぼしきゅう)

上半身はリラックスしながら、背筋を伸ばします。

親指の付け根の拇指球(ぼしきゅう)の真上に棒が来るようにし、棒の重みを真っすぐ体で受け止めるように姿勢を取ります。

背中の丸みをチェックする

下の写真は棒を担がずに同じ姿勢を取ったものです。
猫背気味の場合、両肩が体の軸よりも前に向いてしまう選手がいますが、棒を担ぐことで自然に肩が真横になり、背中の丸まり具合も若干矯正されます。

背筋が伸び、両肩が体の軸の真横にある 背筋が伸び、両肩が体の軸の真横にある
背中が丸まり、両肩が体の軸より前側に向いてしまっている 背中が丸まり、両肩が体の軸より前側に向いてしまっている
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