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スクワットの形作り

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2002年2月号)

下半身の筋肉群を有効に使うために、前ページで説明した「スクワット」の正しい形を身につける必要がありますが、理想の形は選手一人一人微妙に違います。

選手一人一人に合った正しい形を身につけるための、様々な練習方法を紹介します。

ひざがつま先よりも前に出る選手の矯正法

スクワットの形作り
● 矯正方法1

写真のように、ベンチの先端に腰をかけます。このとき、ゆっくり時間をかけて腰を落としていってください。
そして、ベンチにお尻が触れる直前で止めてください。
膝がどうしても前に出てしまい、股関節の部分を深く曲げられない選手には有効です。

(ベンチに腰掛けてしまいますと、重心が完全にベンチにかかり、後傾になってしまいます。)
スクワットの形作り
● 矯正方法2

いすの前に立ち、膝が前に出ないように注意しながら、腰を曲げていきます。

後傾になりがちですので、後ろに重心がかからないよう指導者の方は言葉をかけながら行ってください。

◆ 関連ページ
スクワットの正しい形1 - ページ下のほうで後傾について説明しています。

負荷をかける

スクワットの形作り

正しい形を探す時に、多少の負荷をかけると、選手は無意識のうちに力の入る自分に合った正しい形を探そうとします。

同じくらいの体重の選手同士でペアを組んで、写真のように、お互いにおんぶするのもいい方法です。

バランスの悪いところに立つ

スクワットのバランス作り
アジリティディスクのように、不安定な場所でスクワットの形を作る方法があります。

最初は、ぐらついてピタッと止まる事が難しいでしょうが、何度も繰り返すうちに、安定して静止できるようになります。

バランス参照)
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