片足スクワット1
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2008年6月号)
両肩を結ぶラインが投球方向に真っすぐなバランスいい投げ方の例
「足を上げた時」、「前足が着地する時」、「フィニッシュの時」、それぞれ、両肩を結ぶラインがほぼ投球方向に対し真っすぐ向いています。
前足にしっかり乗ることが重要
今回は、そのバランス感覚を高めるための練習方法として、片足スクワットを紹介します。
フィニッシュのバランスを意識するとキャッチボールが非常に丁寧になる選手が多いので、意識を高めるという点でも有効です。
片足スクワットの形
片足で上下にスクワット運動をしてみましょう。その際、長い棒を肩に担いで行うと体の左右の傾きがわかりやすくなり、軸を真っすぐに保つ意識が高まります。ここで、スクワットの形のチェックポイントがわかりやすいように、悪い例の写真を並べてみます。
ひざ、足先の向きや、上体の角度に注目してください。
いずれの形も、バランスが崩れやすくなる根本的な原因となります。自分の形をよくチェックしてみてください。
悪い例
ひざが開く
ひざが内側に折れる
足先が開きすぎる
足先が閉じすぎる
前傾しすぎる
ひざが前に出すぎる
背中が丸まる
上体が立ちすぎる