守備の構え方とスタート2
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2005年3月号)
両手の位置は、走るときに自然に腕を軽く振ることができる位置で構えましょう。
グラブや手の向きが上や下を向いていると腕が振りづらくスムーズに打球を追いかけることが難しくなります。
打球を追いかける時の
両手の位置が低すぎる例
両手の位置が低すぎる例
グラブを低くという意識のためか、打球を追いかけている時点でグラブが低すぎる選手も見受けますが、やはり腕が振れずにスムーズに打球を追いかけることができません。
下の写真のように、グラブを出すのは、捕球する体勢に入る時で構いません。
スムーズに打球を追いかけることができる形を意識してください。
グラブを低く出すのは、捕球する体勢に入る時で構いません。
それまでは腕を自然に振りながら、打球を追いかけましょう。
それまでは腕を自然に振りながら、打球を追いかけましょう。
この映像はバント処理のため、グラブを出すタイミングが少し遅いように見えますが、普通のゴロ処理の場合は、もう少し早めにグラブを出して余裕を持った処理をしましょう。