スーパープレーも実は基本に忠実
メジャーの選手のスーパープレーも、特殊な能力を持った特別なプレーという目で見るだけではなく、よく見てみると、体の中心で処理をしているという点で、実は基本に忠実であることがわかります。
下の3例は難しい打球を片手で捕球していますが、グラブからの持ち替えはいずれも胸の前で行っている事に着目してください。
(3例とも一塁にノーバウンドで送球してアウトにしています。)
(参考: 片手で捕球しても体の中心で持ち替える)
三遊間の深い打球
胸の前で持ち替えている
二遊間の打球
胸の前で持ち替えている
難しいバウンドの打球
胸で持ち替えている
体の中心で捕球している
さらによく見ると、いずれのプレーもギリギリの状況にかかわらず、ほぼ体の中心で捕球しています。
(体の正面で捕球するということ 参照)
どんなスーパープレーも、基本の延長線上にあるのです。
※ 写真中央のプレーは、バウンドをあわせるためにスライディングしながらグラブを後ろに引いているため、厳密には若干真ん中からずれているかもしれません。