テークバックの距離をとる2 (バッティング編)
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2006年8月号)
◆ 前側の片手でバットを持ち、ステップをする
写真のように前側の腕でバットを持ち、同様に構えからステップしてトップの形を作ってみましょう。
体の柔軟性の問題や、バットが重く感じるなどの理由で、写真のようにどうしても距離が近くなってしまう選手が多いと思います。
無理に距離をとろうと力を入れて後ろに持っていくのではなく、できるだけ自然に、後ろにバットが残るように練習しましょう。
どうしても距離がとれない場合は、バットを短く持ったり軽いバットを使ったりして試してください。 ◆ 両方の腕でバットを持ち、ステップをする
最後に、より実戦に近づくために、写真のように前足のかかとをやや浮かせ、中心よりやや後ろで力をためてトップの形を作ってください。


無理に距離をとろうと力を入れて後ろに持っていくのではなく、できるだけ自然に、後ろにバットが残るように練習しましょう。
どうしても距離がとれない場合は、バットを短く持ったり軽いバットを使ったりして試してください。 ◆ 両方の腕でバットを持ち、ステップをする

片腕ずつの練習で距離をとる感覚をつかんだら、写真のように両手でバットを持ち、同様にトップの形を作りましょう。
前腕だけのときよりも楽にテークバックが取れると思います。
試合の重要な場面や、追い込まれたときなど、確実に当てようと考えるときに、テークバックは小さくなりがちです。
しかし、テークバックの位置が普段と違ったり、余計な力が入ったりしただけで、バッティングは微妙に狂い始めるものです。
いつでも自然に最適なテークバックが取れるように、確かめながら練習を繰り返してください。

最後に、より実戦に近づくために、写真のように前足のかかとをやや浮かせ、中心よりやや後ろで力をためてトップの形を作ってください。