左右にずれたゴロ2
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2005年1月号)
前のページで説明した左右にずれたゴロ捕球の時の、左右に体を動かす時に注意すべきポイントです。
● 肩・腰のラインを水平に
![ひざを真っすぐ使う](image/bacli/200504/338.jpg)
捕球位置が左右にずれた場合でも、捕球方向におへそを向けて、必ず上半身の中心で球をとるように心がけましょう。
体を向けずに、腕だけで捕りにいくと、球をじっくり見ることができず、エラーする確率が高くなります。
大切に球を処理するという気持ちが、このような体の使い方につながります。
1 肩・腰のラインを水平に
![肩・腰のラインを水平に](image/bacli/200501/313.jpg)
○ 肩と腰のラインが水平
肩のラインと腰のラインが水平になるようにしましょう。
![体がねじれて肩・腰のラインが水平ではなくなっています](image/bacli/200501/314.jpg)
× 体がねじれて水平ではない
× 体がねじれて肩・腰のラインが水平ではなくなっています。
2 ひざを真っすぐ使う
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2005年4月号)
![ひざを真っすぐ使う](image/bacli/200504/338.jpg)
「ひざの形をチェック」のページで説明したように、左右に体を寄せるときにも、ひざを曲げる方向に注意しましょう。
足先―ひざのラインが一直線になるような方向にひざを曲げましょう。
![重心が拇指球にかかっている](image/bacli/200504/340.jpg)
重心が拇指球にかかっている良い例
![重心が足の外側にかかっている悪い例](image/bacli/200504/339.jpg)
重心が足の外側にかかっている悪い例
3 常に体の真ん中で捕球する
![おへそを捕球方向に向ける](image/bacli/200501/316.jpg)
体を向けずに、腕だけで捕りにいくと、球をじっくり見ることができず、エラーする確率が高くなります。
大切に球を処理するという気持ちが、このような体の使い方につながります。