月別アーカイブ: 2017年9月

放ったらかし・・

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親は「子どもの成長」を願っています。

職場では若い人を育てたい・・
と言ったように、それぞれの立ち位置で
人の成長を願うものです。

人が人に対すると
そこには上下関係が存在し

他人であれば
この人は信頼でいる人
この人はいい加減な人

そんな人を見る目を持ち
人を評価し、そこで終わりです。

しかし、家族・職場・チームともなれば
上の立場の人は、下を育てる
責任が発生するのが当然です。

そんな当たり前のことは
誰しもが「百も承知」しています。

しかしそこがうまく行かず
「育て方」で悩み、苦しんでいます。

試行錯誤の中、丁寧に優しく
理論的な方法で育てようとし
その結果は、複雑に糸が絡んだ状態で
なかなかうまく行かない現状が
ないでしょうか?

子どものために・・

その願いが、本当に子どものために
なっているでしょうか?

ヒントを与え
見守り

行き詰まったら
「どう?」
と声を掛ける土台は必要です。

しかし、子どもの関わる環境の多くは
子どもの世界に、大人が介入し過ぎています。

一例をあげるとすれば

暑ければ服を脱ぎ
寒ければ服を着る

そこも子どもの判断です。

ついつい「~しなさい!」
と命令してしまいますが

子どもに任せ
子どもを信じ
小さな失敗を繰り返し・・

風邪を引いても
それもまた必要な経験です。

「放ったらかし」は
今の幼少時代の子どもには
必要な精神と考えています。

逆に成人を越えてしまうと
「放ったらかし」は
出来なくなってしまいます。

親の役目???

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キャンプでは、ご飯の準備も
子どもたちにやってもらいます。

「やったことな~い!」

ご飯はどっちに置く?
味噌汁は?
箸は?

ふだん保護者の方に
「当たり前」に準備してもらい
食べるだけの子どもたちは
ご飯の位置すら記憶していません。

良かれと思っての大人の行動は
子どもの「能力」を
奪ってしまう可能性があります。

成長具合によって
年齢は異なりますが

特にスポーツに携わる目的のひとつに
「自分で出来ることは自分でやる」
という項目があります(笑)

どこかのタイミングで
子どもの自立心を育てるためにも

食事の準備をしたり
片付けたり
自分でおかわりしたり・・・

食器を片付けて
水につけたり
つわ者は洗ったり・・・

「男はやらなくていい!」

そんな考えもあるかもしれませんが
子どもには経験させるべきと考えています。

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宮代スクール会場変更

宮代スクール関係者の皆さまへ
お知らせです。

9月25日(月)の宮代スクール会場が
以下のとおり変更となります。

ご迷惑をおかけいたしますが
宜しくお願い致します。

※開催会場
幸手市立吉田小学校
埼玉県幸手市惣新田3159

子どもの成長とともに・・・

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昔、親に甘えていた子どもが
成長とともに、親に対して距離を取るようになり

親にしてみれば、「寂しい」と言った
疎外感に襲われてしまいます。

 

昔はこんな感じではなかった!
素直ではなくなった!

 

暴力や非行に走る状況は
当てはまりませんが

一般的には、子どもが成長した証のケースが
多いように感じています。

「反抗期」は子どもの成長であると認めれば
必要以上に口うるさくなることはありません。

寂しさや疎外感も
喜びです。

そう思えるか、思えないか?
親の心一つです。

他人の評価・・

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「周りから、どう思われているのか?」

を気にするよりも
信念を持って、自分の信じた道を歩むべき・・

そんな考えを持っています。

自分がコントロールできないことで悩むより
評価は他人がすることです。

レギュラー
ベンチ入り・・
も同じことが言えると思います。

特に高校生以上であれば
それは他人(指導者)が決めること。

であれば、自分が努力して
コツコツ頑張る道しかありません。