月別アーカイブ: 2010年2月

2010サマーキャンプ日程


2009サマーキャンプより

ちょっと時期は早いのですが
ブログをご覧の皆様に一足早いお知らせです。

今年で第4回目となる
「2010サマーキャンプin南三陸」の日程が決まりました☆

8/12(木)ー14日(土)までの2泊3日です。

会場は例年通り、宮城県本吉郡南三陸町の
「平成の森」で行われます。

今年もどんな出会いが待っているか
今からワクワクします♪

正々堂々と・・・

フィギアスケートのフリースタイル!
浅田真央選手が見事に銀メダルを獲得しました。

安藤・鈴木両選手も見事な演技で
男女共に出場した6選手が入賞と言う
日本のレベルの高さを世界に見せつけました。

選手の皆さんは、どのくらい練習したのでしょう?
どのくらい厳しい練習に耐えたのでしょう?

そう考えただけで涙が出てきてしまいます。

女子で世界最高点で優勝した韓国キムヨナ選手!
素人が見ても隙のない素晴らしい演技でした。

皆さんはどんな気持ちでキムヨナ選手の演技を
ご覧になりましたか?

日本の選手を応援するあまり

「失敗しろ!」
「転べ!」

という気持ちが心の中にありませんでしたか?

スポーツの世界では
相手の失敗を期待するようでは
個人のレベルは上がらないと思います。

「たまたま・・・」
「運良く・・・」

相手の失敗が勝利に結びつくのもスポーツの世界!
ただそればかりを期待するのも疑問です。

浅田選手の心中は・・・

「とにかく今出来る事を全力で出し切る」

その一点だったと思います。

その結果、自分の力を出し切れなかったからこそ
悔しいのです。

少年野球でも同じです。
勝利を優先するあまり
ゴロを転がして相手のエラーを誘う・・・

ゴロが内野に転がった瞬間

「エラーしろ!」

フライが上がった瞬間

「落とせ!」

相手のミスばかり期待する野球!
そんな戦いはどうでしょう?
そんな思想は指導者としてどうでしょう?

相手のミスにつけこむのも野球。
でも少年野球がプロ野球や高校野球と同じような
位置付けでは正々堂々と戦う事は学べません。

こんな世の中だからこそ

「スポーツは純粋である事」
「スポーツは正々堂々と戦う事」

今回のフィギアスケートから
改めて学ぶことができました。

男子の高橋・小塚・織田選手が
応援する姿も素晴らしかったと思います。

世界一を目指す♪


機内から見えた富士山

バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート!
女子ショートプログラムをテレビ観戦しました♪

世界を舞台にして戦う日本選手!
浅田・鈴木・安藤選手を熱く応援しました。

小学校のあるクラスでは・・・

授業を一旦中止してテレビで応援させた先生!
授業中だからダメと見せなかった先生!

どちらが正しいと言うのは
各学校で状況が違うので判断出来ません。

子供たちには世界を舞台にして戦う選手達の姿を
「授業」として応援させるのも大切な教育です。

古い話で恐縮ですが
私が小学校三年生の時に
札幌冬季オリンピックが開催されていました。

その時のジャンプ競技を授業中に
テレビを観て応援した記憶が今でも頭に残っています。

さて・・・

フィギアスケートではトリプルアクセルなどの
回転技の着地が成功するか失敗するかで
大きくポイントが変わってくるようですが

「まっすぐ」滑る姿に注目してみると・・・

やはりキムヨナ選手と浅田真央選手二人が
抜き出ているような気がします。

私はスケートをした事がない素人ですが
「まっすぐ滑る」事が出来るので
軸がぶれない演技が可能なのでは???
と勝手に思い込んでしまいました。

演技の前後にも注目していました。
演技直前、コーチと選手が会話しています。

あくまで推測ですが

「今までの練習は嘘をつかないから・・・」
「やる事は全てやってきたのだから・・・」
「あなたなら出来る!」
「このオリンピックを思い切り楽しみなさい!」

これから世界を舞台にして戦う選手達に
勇気の湧くプラスの言霊をかけているのでしょう!

演技後も、成功や失敗に関わらず
全力で滑った選手に敬意を現したり
ねぎらったり、一緒に喜んだり
時には慰めたり・・・

あの場面で「叱ったり」するコーチはおそらく皆無でしょう!

ただし・・・
練習中はそうではないことは間違いありません!

少年野球の指導者も
子供たちがマウンドや守備位置
あるいはバッターボックスに向かう子供達が
勇気を持ってその場所に立てるような
プラスの言霊をもっとかけるべきではないでしょうか!

それなのに、それなのに・・・(^^;)

頑張れ!
ニッポン!

その表現は?


2000年沖縄サミット会場「万国津梁館」にて

少年野球は「青少年の健全育成」が目的です。
まずは「野球が大好き」という心を育てなければいけません。

チームスポーツゆえ、仲間を大切にする事や
小さな成功体験から喜びを感じ取る必要があります。

同時に小さな失敗体験を通じ、準備を怠る怖さや
継続することの大切さなどを身をもって学びます。

試合の先発出場は9人!
その他の選手は「控え」に回ります。

しかし・・・

そこにレギュラーとか控え(補欠)という位置付けや
その表現はいかがなものでしょう?

レギュラーは偉いですか?
控えは肩身が狭いですか?

もし、そんな風潮が皆さんの少年野球チームにあるとしたら
私は疑問を感じます。

子供達の意識の中に、そんな考えがあるとしたら
とても怖い話です。

昔、あるチームにお邪魔した時
上級生がベンチに座って遊んでいました。

下級生が一生懸命グランド整備をしていました。
と言うより、私には「やらされている」ようにしか
見えませんでしたが・・・

「あーこのチームは勝てないチームだな!」
チームの方針を理解するのにさほど時間は必要ありませんでした。

「一事が万事」でした。

本当に強いチームは
主力あるいは上級生ほど「下働き」をします。

弱いあるいは教育の行き届いていないチームは
まったくその逆の道を歩んで行きます。

主力がたくさんバッティング練習!
控えは球拾い!
偏った選手起用!

少年野球の位置付けは決してそうであってはいけません。
お互いが尊重しあう事。
もし致し方なくそのような状況になる場合には
感謝の気持ちを現し、御礼の言葉をかけなければいけません。

「ありがとう!」
「ごめんね!」

西武の菊池雄星君は、高校時代に
トイレ掃除をしていたと言う話は有名です。

子供達に伝えるには素晴らしい題材です。
ぜひ伝えてあげてください。

帰ってきました♪

昨日(19日)、沖縄から戻りその夜はスクール!
久し振りに子供達の笑顔に癒されました。

ただ、空気が違う・・・

大学生に対して求める野球と
少年野球に対して求める野球・・・

それは明らかに違う物なのに
なかなかスイッチが切り替えられませんでした。

いつも同じ環境ばかり見ていると
もちろん良い面もたくさんあるのですが

一方で「気が付かない」
そして「見ようとしていない」

そんな怖さを教えられました。

「環境を変えること」

今指導している内容はどうなのか?
どんな素晴らしい点があるのか?
どんなマイナス要素が含まれているのか?

この分析は永遠と続きそうです!

「分析」なくして進歩なし!