月別アーカイブ: 2018年5月

訴え続けていること・・

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勝利至上主義の行く末・・

日頃から訴え続けている最悪の事態が
野球界以外で起こってしまい
社会現象となって取り沙汰されています。

ひどい・・
ありえない・・

と言った声が大半を占めていますが
少年野球界もほぼ同じ現状が
何十年と続いたままです。

他のスポーツを他人事と捉えていれば
「信じられない」と言う感情が生まれますが

自分に置き換えて考えてみれば
野球界も同じという観点にたどり着くでしょう。

 

【勝利至上主義】

最悪の結末は、大人も子どもも
「競技」を離れることです。

少年野球の現場では
指導者はそのまま残り
子どもが競技から離れるのが大多数です。

 

【尊敬の念】
そこに気がつけば・・

監督・コーチでいられるのは
子ども(選手)がいるおかげ。

教える立場でありながら
子どもから教わることの方が多いことに
たやすく気がつきます。

 

【同じ人間同士】
そこに気がつけば・・

上から押さえつける指導方法にはなりません。
「はい」「いいえ」しか言えない
指導者と選手の関係では
指導が成り立たないことに気がつきます。

成り立っていると勘違いしている指導者は
「押しつけの指導」がほとんどです。

そして何よりも
信頼関係は生まれません。

 

【立ち居振る舞い】
そこに気がつけば・・

子どもが守備につく際は
ベンチから立ち上がって送り出します。

守備を終えて、ベンチに帰ってくる子どもには
立ち上がって迎え入れるでしょう!

椅子にどっかりふんぞり返るような姿に
なることはあり得ません。

 

【楽しさを求める】
そこに気がつけば・・

子どもの表情を注意深く観察します。
元気がなかったり、表情に変化があれば
怪我を未然に防ぐことにもつながります。

そして子どもの心に寄り添うことで
失敗を恐れない、挑戦し続ける子どもに
育っていくことでしょう!

 

【指導者の責任】
そこに気がつけば・・

子どもが肘や肩を痛めてしまったら
使った側の責任を感じるはずです。

責任を感じない指導者は
「投げ方が悪いから」
「下半身が弱いから」
「気合いがたりないから」
と、訳のわからない言葉を並べて
責任を負うことをしないので
何人もの子どもを、故障させてしまいます。

【親御さんから預かった大切な子ども】
そこに気がつけば・・

その環境には「教育」が存在することに
気がつきます。

どうやって一人の人間を育てるか?
どんなお土産を持って社会に送り出したら良いか?

人を育てる上で、子どもを駒のように扱うことは
出来るはずがありません。
そこには会話が生まれるでしょう。

そしてコミュニケーション能力が育ちます。

【それでも変わらない大人】
子どもの指導に関わる資質はありません。

自然を愛する・・

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岩手県菅原さんから届いた写真

「岩手山」

空が青いと、山が映えます。

 

そして山(本人)も大切ですが
背景(仲間)も大切です。

仲間によって、人の魅力が変化します。

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平岩さんの本・・

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私の野球指導に大きな影響を受けている
平岩時雄さんの本が発売されました。

「99%の人が速くなる走り方」
(ちくまプリマー新書)

平岩さんは、多くの学生をプロ野球や社会人野球界に、
送り出しています。

今年のサマーキャンプ(8月13日〜15日)にも
講師としてお招きしています。

野球関係者の皆さん!
ぜひ御一読ください。

2018サマーキャンプ募集開始します⚾

プロ野球OB4名とプロトレーニングコーチによる野球合宿。
今年のテーマは「速く走る」です。
基本技の習得はもちろん、子どもたちの走力向上を目指します。
自分で考え行動する力、野球仲間との親睦、親子のふれあいなど、
楽しさがぎっしり詰まった野球合宿です。

主 催  :NPO法人日本少年野球研究所  ( http://jbbl.mft.jp)

共 催  :有限会社 エム・エフ・ティー  ( http://mft.jp )

日 時  :2018年8月13日(月)・14日(火)・15日(水)  2泊3日

会 場  :小鹿野町総合運動公園野球場 (埼玉県秩父郡小鹿野町大字飯田)

宿 舎  :小鹿荘(埼玉県秩父郡小鹿野町三山243  TEL 0494-75-0210)

◆講 師◆
大川 章 (元ヤクルトスワローズ 投手)
佐藤 洋 (元読売巨人軍 捕手・内野手)
森 博幸 (元西武ライオンズ 内・外野手)
平岩 時雄(平岩スポーツコンサルタント)
渡辺 俊介(元千葉ロッテ 投手)

※講師は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。

◆アクセス◆
電車の場合 上越新幹線・高崎線「熊谷駅」より無料送迎バスにて70分
車の場合  関越道「花園IC」→国道140号(寄居・長瀞方面)
→国道299号(小鹿野・志賀坂方面)
→小鹿野町内「黒海土バイパス前」交差点を通過
→三田川小学校の1.5km先右側に小鹿荘
※ 球場は「黒海土バイパス前」交差点そば小鹿野町総合運動公園

◆参加対象◆
小学生高学年(3~6年生)・中学生
大人(指導者、上記参加保護者)
※軟式・硬式球を問いません

◆参加費◆
小・中学生 1人  49,000円
大 人     1人 49,000円
親 子     1組   89,000円 (2人の場合)

※現地までの交通費は含まれておりません。
※スクール生割引・研究所会員割引があります。
※同一家族で参加人数が3人以上の場合は、
1人増える毎に47,000円加算します。

◆申込み方法◆
下記よりダウンロードしたお申込み用紙(2ページ目)をプリントアウトして、
必要事項を記入捺印の上、下記受付窓口宛にFAXしてください。

http://mft.jp/school_2018campApplication.pdf

FAXのない方は、お申込み用紙を郵送してください。

◆お申込み締切り日◆ 7月31日(火)

◆キャンセル料◆
お申込み後のキャンセルは、
下記キャンセル料が発生しますのでご注意下さい。

21日前まで無料
20日~8日前 20%
7日前~2日前 30%
前日              80%
当日             100%

FAXのない方は、下記宛にお申込み用紙を郵送してください。

◆問合せ◆
NPO法人日本少年野球研究所
jbbl@mft.jp
FAX: 048-522-8468
〒360-0813埼玉県熊谷市円光1-12-41

8/13
11:00  熊谷駅から無料送迎バス出発
12:30  集合/受付
13:30  開校式/練習開始
16:30  終了
18:00     夕食
19:15  講習会(全員参加)
20:00   夜間練習(選手) 指導者&保護者講習会
21:00    終了
22:00      就寝

8/14
07:00    起床/散歩
09:00    練習開始
12:30  終了/昼食
14:00  体験学習(マスつかみ・川遊び)
16:00  終了 個人テーマ練習
18:00  バーベキュー
20:00  講習会・夜間練習
21:00  終了
22:00  就寝

8/15
07:00  起床/散歩
09:00  練習開始(小学生交流試合予定)
12:00  昼食
12:30  練習開始(中学生交流試合予定)
14:30  終了  閉校式/解散
15:30  無料送迎バス出発
17:30  熊谷駅到着予定

大人顔負けの行動・・

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高校球児の7名が
道の片側をふさいでしまった事故に遭遇しました。

事故直後で、まだ警察も現場に到着していない状況で
この高校球児たちがとった行動に感動!

交通整理

他人の起こした事故に対し
頭を下げながら交通量の多い県道の真ん中で

事故を起こした女性を気遣い
渋滞している車両を気遣いながら
交通整理をしていたそうです。

試合に出る出ない
勝った負けたではなく

野球を続ける意味や、人の成長とは
このような行動を取れる勇気を得るため
野球を通じて学ぶものであり
人の役に立つことです。

大人はこんな行動を取れるでしょうか?

子どもたちの純粋な心を
読み取れる大人でありたいと考えさせられる
素晴らしいお話でした。

本当に立派な行動です。