ラグビーワールドカップ!
ラグビーには試合終了と共に
「ノーサイド」の言葉が存在します。
そんな中、日本の文化の「お互いを敬うお辞儀」が
各国に広まり、試合後のスタンドに向かって
お辞儀する輪が広がっています。
プレーだけではなく
試合後のシーンにもご注目ください。
素晴らしい光景です。
もっと自由に
もっと楽しく・・
スクールでの実例です。
スクールの最後は、個別で
バッティングのチェックをします。
週替わりでバッティングを変える子が
複数人います。
「どうした?
今度は何を言われたの?」
その答えのほとんどは
「お父さんから、こうやれって言われました」
この言葉に対して
父子との信頼関係を壊すことは出来ないので
話はそこで終わってしまいます。
当たり前のことですが
子どもは、日に日に体が成長します。
体の成長と共に
出来ることが増えていきます。
しかし、中にはその成長を
大人のアドバイスによって
妨げてしまうケースがあるのです。
代表的な例を上げてみます。
一つ目は
「上からたたけ!」
写真はベルト周辺の高さに対して
右肩の下からバットのヘッドは通過します。
たたく感覚は、バットの先は重いので
その感覚は大切なことですが
実際にはバットはボールの対して
レベルにまっすぐ向かっていきます。
少年野球の指導者は、このことを嫌い
右肩が落ちている!
ゴロを打て!
との指導が主流になっています。
二つ目は
「脇を締めろ!」
写真の右肘は体の近くを通る必要があるので
脇は締まっています。
前の手の左肘は
大きく空いているのがわかると思います。
右肘が下
左肘が上
脇を締めて打ってしまうと
両肘が平行になるため
バットは大根切りのようなスイングになります。
時にはこの感覚も大切になってきますが
個人差があるので全員に当てはまらないのが
バッティングの難しい点です。
以上のような点から
バッティングは昔、当たり前とされた
上からたたけ
肩は平行に回れ
脇を締めろ
は、全ての子どもには
あてはまりません。
指導方法は大きく進化し続けています。