今日は久し振りに東京ドームで
巨人ー中日戦を観戦しました♪
子ども達がグランド整備をしたり
ОBがスタンド内で解説をしたり・・・
昔に比べると、ファンサービスには
かなり力をいれているようですね。
選手は変われど、場内放送の三保さんの美声は
変わっていませんでした♪
グランドに立つ関係者の皆さんには
ご苦労も多いかと思いますが
野球ファンに夢を与え続けて欲しい・・・
そう感じた一日でした。
やはり凄い世界です!!!
怒鳴られていることに慣れている子どもは
「考えようとしない」傾向が強いように思います。
言葉の意味を噛み砕くのは、どう考えても難しく
「考えろ!」と言ったところで
「やらないと、怒られる・・・」
この心理が大きく働き、逆に考えることをさせないように
大人が仕向けてはいないでしょうか?
大人の指示ばかりがグランドを
こだましているチームがあります。
試合中にこんな光景を見せられました。
「走れーーーー!」と怒鳴られた子どもは
走ろうとしたのに、一旦動きが止まってから
走り出しました。
案の定、ベンチに帰ると
スタートが悪いと説教されていました。
「また怒られる・・・」
この心理は、子どもの動きを止めてしまいます。
今回の合宿で気になったのは、「生活習慣」です。
今後の土台となる「躾」や「常識」においては
危機感を覚えました。
私達の合宿では、食事の準備は
「小学生」「中学生」「大人」の当番制で
ご飯や味噌汁を自分達で協力しながら準備をします。
小学生が当番だと時間は掛かりますが、見守ります。
極力大人は手を出しません。
中学生が当番で
小学生の目の前にご飯や味噌汁を運んでくれた時に
「すみません」
「ありがとうございます」
と言える子どもと、ピクリとも反応出来ない子どもに
分かれました。
食事中は、片膝を立てて座ったり
ごはん茶碗に箸を立てたり
準備や後片付けなど、苦手な子どもが見受けられました。
子ども達との会話の中で聞いてみました。
ご飯・味噌汁はどっちに置くの?
箸は?
片付けは?
チームの合宿では?
答えは・・・
「知らない」
「やったことない」
大人が全てやってくれるようです。
「野球に集中」の考えが、このような形で現れました。
子どものために良かれと思った大人の行動は
実は「子どものため」にはなっていない一例です。
自分で出来ることは、自分でやらせる!
大人が手を出す部分と、見守る部分を判断する!
日頃の生活習慣がよく見えるのが合宿の良さです。
チームスポーツは、この点を無視できません。
家庭やチームにおいて、あるいは学校や職場において
ぜひご一考ください。
子ども達は天才です。
習慣になれば、良くも悪くも何でも身に付きます。
「野球ばっかり」は危険です。
大切にしていること・・・
それは「人の面倒を見ること」
自分のことだけで精一杯なのかもしれませんが
スクールでもキャンプでも、年齢が上のものが
下の面倒を見ることを基本に考えています。
この事が将来、必ず役に立つはずです。
今回の中学生も、素晴らしかったです。
みんな!
ありがとう!
人にお世話をしてもらった人間は
自分達が大きくなったら、今度は
「してもらう側」から「してあげる側」になることが
人を大きく成長させてくれます。
そのことが野球の技術を高めてくれます。
「野球ばっかり」はどうなんでしょう?
合宿では、日頃の生活習慣が良く見えてきます。
ちょっと気になる点が・・・
「生活習慣」
今回のキャンプでクローズアップされました。
また次回へ・・・
総勢52名がキャンプ地の埼玉県・小鹿野に集結!
富山・岩手・静岡・東京そして埼玉と
たくさんのご縁が結ばれました。
南三陸町からは星さんと
スクール卒業生のトミー・リョウ・タカアキが
駆け付けてくれました。
そして南三陸キャンプでお世話をいただいた皆様より
「ホタテ」の差し入れがあり、星さん直々に焼いてくれて
参加者の皆さんに振る舞ってくれました。
講師を勤めていただいた
大川・駒田・森さんも、子どもの目線での指導を心掛けてくれる
素晴らしい方々で、忙しい時期にも関わらず
今回の講師役を快く引き受けてくれました。
少年野球研究所の皆さんも
たくさんの汗をかいてくれて、環境を整えてくれました。
チーム作りと、このキャンプを重ねると
「大人の環境」の大切さを痛感します。
ただ、何でもしてあげるのではなく
子どもにできることは、子ども自身にやらせ
手を出す部分と、手を出してはいけない部分の判断を
研究所の皆さんが中心となり、見守ってくれました。
素晴らしい仲間に支えられたこの環境に
ただただ尊敬と感謝の念でいっぱいです。
ありがとうございました!
宿泊先の小鹿荘さんには
細部にわたる心遣いに感謝申し上げます。
今度はゆっくり温泉に・・・(笑)