月別アーカイブ: 2011年5月

美味しい笹かまぼこ☆

ツꀀ

石巻の実家から「かまぼこ」が届きました。
津波による甚大な被害に遭った宮城県牡鹿郡女川町にある
「高政」の蒲鉾(かまぼこ)です。

「うまい!」

復興を目指し、たくさんの方々が立ち上がっています。
想いが詰まった、格別な味です。

http://www.takamasa.net/

忘れないために・・・


(南三陸町ホームページより )

南三陸町役場防災対策庁舎屋上から撮影した津波の瞬間写真です。
波の高さが屋上と同じ高さになり、言葉に表せない恐怖を感じます。

テレビのニュースも、震災を取り上げる割合が
当然のごとく少なくなりました。

あまりにも衝撃的な写真で、心の葛藤がありましたが
今回の震災を忘れないためにも掲載させていただきました。

「心に刻む」

何事も無い毎日に感謝しています。
若い頃は気がつかなかった「変わりない平凡な毎日」が
いかに幸せであるのか肌で感じています。

皆さん!
ありがとうございます!

特定非営利活動法人 日本少年野球研究所

今年の3月に申請中だった特定非営利活動法人(NPO)の設立が
埼玉県より5月18日付けで認証され、産声を上げました。

日本少年野球研究所としてスタートすることが出来ました。
関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。

この法人は、少年野球を愛する子ども達をはじめ
少年野球活動に携わるすべての人々に対し
野球と言うスポーツを通じ、「子」「親」「指導者」
「地域」が一体となりながら、野球活動全般にわたる
研究・普及・促進事業を実施すると共に、指導者及び
子ども達の育成事業により、心身の健やかな成長を促し
地域社会の発展に寄与することを目的にしています。

少しずつ、少しずつ皆様と共に育てて行きたいと思います。
今後とも末永く宜しくお願い致します。

政治家の常識って?

甚大な被害で、今も避難所生活が続いている中
政治家の皆さんは、何を話し合っているのでしょう?

人災だ!人災だと騒ぎ立て、責任の追求をし
言った言わないで、大人がイライラしています。
その姿は、まるで子どものケンかのよう・・・

その話し合いは、今、大切な事なのでしょうか?
ニュースで福島の方々は、時間のムダだと言っていました。

本当に大切なことは密室で決まっていると言います。
テレビに映る部分は、それ以外の部分。
だとしても、全国に電波を使って流すような話し合いなのか?

政権を取ることしか頭に無いのでしょうか?
菅さんが頼りないとは言え、私達の住む国
日本の総理大臣に向かって
「すぐに辞めろ!」とはいかがなものでしょう。

国民の多くは誰が総理大臣をやっても変わらないと思っています。
こんな時だからこそ、自民党は

「政党を超えて、与野党を越えて
 力を合わせて、日本を復興させましょう!」

そう言って民主党と協力体制を図れば
自民党の株は上がるのでは・・・と思います。

素人考えで申し訳ないのですが、それが政権を取る近道だと思います。
谷垣さんの話を聞くたびに、首をひねっているのは私だけ?
足の引っ張り合いは、耐え難いものがあります。

前衆議院議員の街頭演説を聞きました。
残念ながら平日の昼間で、観衆はゼロ!
スーパーの駐車場に居合わせたので、車の窓を開け
聞き耳を立てたのですが
終始、管さんの悪口で終わりました。
何とも寂しいかぎりです。

ヤジを浴びせたり
居眠りをしたり・・・

それだけだったら私も負けません。

錯覚・・・

小学生が、土日祝日は朝8時から夕方5時まで練習をして
平日は毎晩素振りやトレーニングをしていると言う。

私はこのセリフを聞くたびに心が痛む。

ほとんどの指導者の
「俺が子どもの頃はこのくらいの練習をした」は
高校時代の話が基準になってしまっている。

なぜそんなに細い体をした子ども達に
長時間の運動を求めるのか、私にはまったく理解が出来ない。
完全なオーバーワークで、肘、肩を壊す子ども達がたくさんいる。

おそらく「勝ちたい一心」なのだろう。

確かにこの時期は練習すればするほど成果があがる。
そしてチームは強くなる。
地区大会優勝、地方大会、全国大会・・・
大人は充実感でいっぱいである。

そこに大きな落とし穴・・・
骨も柔らかいし、筋肉も柔らかいので
長時間練習も、豊富な試合数もこなせる。

しかし、私には子どもの能力を潰し
故障へ向かっているように思えてならない。

厄介なのは、一生懸命やって何が悪いの。
勝つことによって喜びを与えたい。
子どもの事を真剣に思ってやっている・・・など
「子どものために」と考えているから、本質が見えにくい。

これらは「今」ではない。
      
小学生の時に素晴らしいプレーをしていた選手が
高校時代に伸び悩む。
甲子園では常連校なのに、プロ野球選手が生まれない。

今、結果を求めるのか
それとも少し先を見据えて
子どもの持っている能力を最大限引き出すのか。

今さえ良ければ良い人は
朝から晩まで練習すれば良い。

ただその場合、子どもが犠牲になることだけは
忘れないで欲しい。

子どもの持っている能力を引き出す立場の指導者が
子どもの能力を潰すのは辛すぎる。

知らないとは恐ろしい。

昔は運動中に、水を飲むのは禁止だった。
その考えが主流の時に、どこかで誰かが
「水を飲まなければダメだ!」と言っていたはずである。

その人は周りから変人扱いされたと思う。
しかし、今は水を飲まさない指導者は皆無であろう。
その事と、似ていると私は思っている。

長時間の練習によって技術のレベルアップを目指すより
筋肉や骨の発達を優先させたい。
そして運動能力や運動神経を磨く大切な時期だからこそ
長時間の練習、ボールの投げすぎは避けなければいけない。

勝ちたい一心は、見えるものを見えなくさせてしまう。
どことなく恋愛に似ている。

基準を設けるなら、子どもの最大運動量は
三時間以上は禁止である。

正しい運動量と、正しい身のこなしを覚え
チームの環境を整えさえすれば、
勝利は勝手に転がり込んでくる。

空いてる時間は、友達と遊べば良い。
勉強すれば良い。
そして、家族と過ごす時間を大切にして欲しい。
もっと余裕がないと、心身ともに成長するのは難しい。