月別アーカイブ: 2012年6月

やってみた方が・・・\(●^∇^●)/

昨日のレッスン・・・

子どもが体調不良により、キャンセルになりました。
そこで登場したのが、その子の「父」です。

以前から、「大人は教えてくれるんですか?」
と聞かれてはいたのですが、まさか…(^^;)

「私に教えてください」

父であり、チームの監督も務めています。
さぁ、レッスンスタート♪

・ボールの握り
・立ち方
・回転

いいボールが来るようになりました。
大人は理解力があるので、かなりスムーズに
短時間で変化することが出来ました。

「キャッチボールは深いなぁ~」と仰っていました。

知識として知っていることは大切です。
ただそれを実践できるかどうか…

指導者の皆さんも、体を痛めていない方は
ぜひ体を動かしてみてはいかがでしょうか?

「何回も言ってるのに、なんでできねぇんだよ~!」

と怒鳴っている方は、なぜ子ども達が出来ないか、体感できます。
実際にやってみると、とても難しいことに気が付きます。
この「気づき」が変化をもたらせてくれます。

指導の上でも、子ども達に
「こうやって、こんな感じで」と少しでも見せれたら
説得力がかなり違ってくることでしょう。

子ども達にとっては「いいことだらけ」です。

ただし…
大人にとっては「大変なことだらけ」です(笑)

子ども達の能力を、改めて実感できますので
まずは、キャッチボールから始めてはいかがでしょうか?

私のイメージで大変恐縮ですが

怒鳴っている人は、体は動かしません。
口は良く動きます。

根気強く教えている方は、体を動かします。
口はあまり動かず、見守っています。

体を動かしましょう♪

よーーーーーーし!!!
痩せるぞーーーーーー!!!

熊谷体験スクール終了しました!

昨日、26日は熊谷で体験スクールがありました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

「回転」をテーマに身のこなしを実践しましたが
やはり子ども達が楽しみながら行うことで
どんどん回転をコントロールしていくことが出来ます。

バランスを向上することにより
怪我の防止に役立つことと
そして何よりも、野球の素晴らしさを体感して欲しいと思います。

いよいよ7月から、 「熊谷校」がスタートします。
皆さんとの出会いを楽しみに、お待ちしています♪

お問い合わせは
jbbl@mft.jp まで

☆サマーキャンプ募集中☆

野球を、心の底から楽しんで欲しい

技を磨き
心を鍛える

このキャンプが
大きな「きっかけ」となりますように・・・

 

詳細・申込みは、こちらから
http://mft.jp/school_2012campApplication.pdf

講師、スタッフ一同
皆様との出会いを、楽しみにしております。

 

 

facebook 日本少年野球研究所
http://www.facebook.com/jbbl.mft.jp

facebook 佐藤洋
http://www.facebook.com/profile.php?id=100003234733241

意識する難しさ…

この動画を見ると、ボールが指先から離れると
手のひらが、一瞬外を向くことが理解できます。

しかし、投げている本人は、まったく意識せずに
指先を真っ直ぐに向けて腕を振っているだけです。

カメラが発達したおかげで、この動作は
ずいぶん広がり、多くの方がすでにご存じだと思います。

この自然に捻る動作は、無意識によるもので、
この部分を意識すると、間違って理解してしまう
子どもが少なくありません。

「ほら、見て見な!
 ひねってるだろ!
 だから、ひねるんだよ!」

同じように、「肘を前に出す」という指導や
「胸を張って投げる」という動作も
同じ事が言えると思います。

その一瞬の動作を、写真で見ると
確かにそのようになっていますが

プロ野球選手のほとんどは、まったく逆で

「肘を出さないように」
「肘を使わないように」

意識しています。
感覚と動きは、誤差が生じるのが通常です。

指導させていただき、心掛けたい
あるいは、目指すべき技術指導は

「気が付かないうち直してしまう」
と言う点です。

ただし、習慣や心構えを身に着けるためには
「意識」することを怠っては、進歩がありません。

意識させる点
意識させない点

子どもに対して、いかにシンプルに
「伝える」ことが出来るか…

試合中、ピッチャーやバッター、守備の選手に対して
一球一球叫んで「あ~しろ!こ~しろ!」
と指導している方がいますが

そこは「無意識の世界」です。
体が、動くはずがありません。

「走れ!」と言ったら、動きは一瞬止まるのが
人間の特徴です。

熱い声援は、能力の高い選手ほど
「うるさい」と感じるものではないでしょうか?

それぞれの立場から見えてくるもの…

もう何を聞いても驚かなくなりました…(^^;)

あるチームでは、学校の行事と、チームの活動が重なった場合
指導者が「学校を休め!」と言うそうです。

学校の行事より、チームの活動を優先???
私には、まったく理解できません。

週末に大事な試合があると
親は、金曜日に学校を休ませて、その試合に備えるそうです。

試合中、点差がつき大勢が決まると
監督がベンチ前の椅子に座って、寝ているそうです。

素晴らしいチームですね。
強いチームだそうで、さぞお喜びのことと思います。
これからも益々ご活躍ください。
陰ながら応援させていただきます。

 

さて、子ども達の活動の場は

「チーム」
「学校」
「家庭」

この3つの場所での、行動が気になるところです。

ある地域のクラブチームで活動している子ども達の
学校での評価が、極めて低いそうです。

週末の活動で疲れ果て、授業にまったく集中できずに
すべてが「野球中心」の生活で、何をしに学校に来るのか
まったくわからないそうです。

進学は、チームがお世話してくれるので
野球だけ頑張れば、何とかなると思っているせいか
学校では、周りに対しても良い影響を与えません。

チームを預かっている指導者は
その現状を、どう思っているのでしょうか?

一人の子どもを、みんなでサポートするのが
私は変人なので、当たり前と思っています。

学校の先生
チームの指導者

この二者の関係が、一人の子どもをサポートしながら育てるのは
おかしいでしょうか?

チームの指導者が、学校での生活が気にならないのは変な話です。
チームの活動が問題なければ、それで良いはずはありません。

現実に、学校では、週末の活動の影響が出ている子どもも
少なくはないと思われます。

学校の先生の話を聞かないのであれば
チームの指導者が「諭す」のが、当然です。

「学校での生活態度はどうでしょうか?」
「チームでも指導しますので、先生もご協力ください!」

お互いを高め合うことで、子どもへの向き合い方に
変化が出るのは必然です。

協力する事
助け合う事

「そんな暇はない」と思う心が
指導者の資質となって、現れるのではないでしょうか?